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カテゴリ:東日本大震災
この本の著者である木戸満知子さんは、以前、手作りタウン情報紙「ちあ」を発行されていました。
その頃、ホームページ作成のお手伝いで少しだけお付き合いさせていただいたご縁があります。 木戸さんは文章が上手で、いつか本を出版されるだろうと私はずっと思っていました。 その木戸さんが昨年、岩手・宮城・福島と震災被災地巡礼の旅の記録(2011年7月16日~8月3日)を出版しましたので、ここにご紹介します。 ****************************** 旅の発案者である舞踏家の野口さんは、被災地に行き、亡くなられた方への供養と鎮魂の祈りを捧げたいと決めました。 野口さんの舞踏教室に通う元商社マンの山本さんは賛同し、軽の四駆やテントを買い、事前に2回現地に赴き、踊る場所(避難所、仮設住宅)や宿泊場所を決め、野口さんをサポートしました。 そして、著者である木戸さんは被災者の方々にやさしく寄り添い、結い気マッサージュで被災者の方々の心と体を癒しました。 ****************************** 震災後には誰もが「自分に何ができるだろうか・・・」と考えました。 それを実行された3人の方々に敬意を表します。 この本を読むと、被災地の様子、被災した方々の様子を伺い知ることができます。 そして「鎮魂の祈りの舞い」を観た方々、「結い気マッサージュ」を受けた方々の様子から、温かい気持ちの交流が伝わってきます。 ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っています。
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