気のむくままに徒然日記

先週、友人と虎ノ門ヒルズで食事をしたあと、近くにある愛宕神社に行ってみました。

私は以前から愛宕神社に行ってみたいと思っていました。
神社の急な石段を馬に乗って駈け登ったという伝説の階段を見てみたかったからです。

何でも、江戸三代将軍家光公がこの石段の下を通った際、愛宕山は梅が満開。
その梅を見て「誰か、馬にてあの梅を取って参れ！」と言ったそうな。
石段が急勾配なので誰もが嫌がる中、一人の家臣が馬に乗って見事に梅を取って来ました。

それからその家臣は馬術の名人と讃えられ出世したことから「出世の石段」と言われるそうです。

今までにこの階段を馬で登った人が４人いて、昭和57年にはテレビ番組のためスタントマンが挑戦して成功したそうです。

虎ノ門ヒルズの通りを渡ったすぐのところに「愛宕神社入口」と書いた看板があったので細い道を入って行きました。
ところが行けども行けども石段がないのです。

どうも裏側から入ったようで、しばらく行ったところに愛宕神社はありました。



神社にお参りし、鯉がたくさん泳ぐ池を眺め、目的の石段を上から見下ろしました。

確かに急で、歩いて降りるのも怖い！



本当にこの石段を馬で登ったのだろうか？？？

手すりにつかまりゆっくり降りること86段、改めて石段の下から見上げました。

急な石段（男坂）のすぐ横には、ゆるやかで曲がった石段（女坂）がありました。



そして最後に正面の門に「出世の石段」という石碑が立っているのを見て神社を後にしました。



愛宕神社は、東京23区内で一番高い愛宕山の山頂にあります。
都会の真ん中にこんな安らぎの場があるなんて素敵ですね。

春には桜、秋には紅葉、四季折々の自然が楽しめるので、また、ぜひ訪れたいと思っています。


● 愛宕神社のホームページ　http://www.atago-jinja.com/

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