気のむくままに徒然日記

新型コロナウイルス感染症拡大により、大きな影響を受けた事業者に対する「持続化給付金」のオンライン申請をしてみました。

私はパソコンサポートの仕事をしており、年間を通してパソコン講習会の講師をしています。
ところが新型コロナウイルス感染拡大の影響で、パソコン講習会が3月から全面的に中止になってしまいました。仕方ないと思っていましたが、この給付金の対象に該当することに気づき、申請することにしました。

＜持続化給付金　個人事業主の場合＞

１．対象：　個人事業主、フリーランス
２．給付対象：　2020年1月以降、新型コロナの影響により前年同月比で50％以上減少月がある
３．給付限度額：　　100万円
４．算定方法：　前年の総売上（事業収入）－（前年同月比▲50％月の売上×12ヶ月）

＜オンライン申請で気づいたこと＞

１．添付書類を準備する際、1書類につき1ファイルでデータを準備する。

私は、確定申告関連書類（3枚）を１ファイル、銀行口座書類（2枚）を１ファイル、本人確認書類を１ファイルと複数枚の書類を１ファイル（PDF)としてスキャナで取り込みました。ところが、申告時アップロードするファイルは、１枚１枚別々だったので、仕方なく申告書作成中に、1枚1ファイルで取り込み直しました。添付書類は1枚1ファイルで準備しましょう。

２．給付金額算出時、10万円以下は切り捨てした金額が表示される。

当初、給付額は10万円以下切り捨てた金額でしたが、その後、切り捨てせず１円まで給付することに変更になりました。ところがシステムは変更していないので、切り捨て金額で算出され、その金額で給付されます。給付後、何もしなくても差額は改めて振り込まれるということなので、切り捨て金額のまま進んでください。

３．申請後、申請完了メールは届きません。

通常のネット処理（ネットショッピング、ネット申込み）では終了すると必ず自動返信メールが届くものです。ところがこの申請は完了しても申請完了メールは届きません。申請ができていなかったのか不安になりますが、手順が終了すれば終了したものと思いましょう。

＜オンライン申請＞

持続化給付金はオンライン申請のみです。持続化給付金サイトにアクセスして、指示に従って申請しましょう。

私は5月15日にオンライン申請して、5月26日に入金になりました。申請後11日で入金されたので早かったと感じました。切り捨てられた金額も６月２日に入金になっていました。

前年同月比50％以上減少月があれば申請できるので、スポーツクラブのインストラクターさんや、様々な教室の先生など、個人事業主として確定申告している多くの方々に申請をお勧めしたいと思います。

●持続化給付金サイト：　​https://www.jizokuka-kyufu.jp/​