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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
川崎駅に行く用事があったので、駅前のビル3階にある川崎浮世絵ギャラリーに行ってみました。 このギャラリーは、日本の宝である浮世絵を後世に伝えるべく収集した斎藤文夫氏のコレクションを展示するため、2019年に開設しました。斎藤文夫氏は川崎選出の政治家で最初は地元川崎や横浜に関する浮世絵から収集を始め、4000点もの所蔵数となりました。 ちょうど「江戸の華 大忠臣蔵展」が開催されていました。 赤穂浪士の仇討ちを題材にした歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」の各段(初段~11段)の名場面が多くの絵師により描かれています。 歌麿、北斎、豊国、国貞など、錚々たる絵師たちによる「忠臣蔵」の浮世絵を一堂に会し、華やかな作品の数々に圧倒されました。 色鮮やかで華やかな浮世絵の中に一つだけ、黒の濃淡で描かれた影絵のような絵がありました。 月夜の闇の中、多くの浪士が屋敷に侵入する様子を遠目に描いた絵はとても印象的でした。 (川崎浮世絵ギャラリーのホームページより引用) 帰り際に、受付の向かいに葛飾北斎「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」と赤富士を描いた「凱風快晴」が展示されていることに気づきました。 最後に馴染みのある北斎の作品を観てギャラリーを後にしました。 興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.04 11:27:09
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