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カテゴリ:名所
昨日は、柴又帝釈天の縁日にあたる「庚申」の日だったので帝釈天に行ってみました。 門前には正月の門松と庚申の提灯が飾られていました。 柴又帝釈天には日蓮上人が刻んだと伝えられる板本尊(いたほんぞん)が安置されています。 ある時期、この御本尊が所在不明になりましたが、後に本堂の修理で梁の上から発見されました。 その板本尊が発見された日が庚申(かのえさる)の日であったことから、庚申の日を縁日と定めたそうです。 60日に一度の庚申の日に御本尊である板本尊が公開されると聞き、行ってみました。 本堂から入って、渡り廊下を渡り、帝釈堂の奥に板本尊が祀られていました。 この板本尊には、帝釈天御本尊が彫られていると聞いたのですが、実際に見てみると真っ黒い板でした。 近くにいた若いお坊さんに尋ねてみると、板本尊を版木として木版画で何度も摺っているので真っ黒になったそうです。 御本尊の絵を見ることはできませんでしたが、板本尊を見ることができ良かったです。 参拝を終わって境内に出ました。 正月用お守り売り場も設置されていますが、初詣の人はまばらでした。 寅さんが産湯をつかったという御神水やお線香の煙にも人がまばらでした。 帝釈天板本尊を版木に木版摺りされた画像が柴又川千家さんのホームページ「柴又帝釈天のご案内」に掲載されたいました。ぜひご覧になってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.09 11:14:59
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