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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
先週、出光美術館に「江戸絵画の華」の第1部「若冲と江戸絵画」を観に行きました。 この展覧会は、第1部と第2部に分かれて展示されています。 第1部では伊藤若冲をはじめとする画家たちの華やかで楽しい絵画を紹介しています。 第2部では、丸山応挙をはじめ丸山派の作品と江戸琳派の作品を紹介しています。 今回は、伊藤若冲の絵を観に第1部に行きました。 若冲の「鳥獣花木図屏風」は大きな二隻の屏風に、細かい枡目描きの技法が施された大作です。 右隻には大きな白象をはじめ沢山の動物たちが、左隻には様々な種類の鳥たちが画面いっぱいに描かれ、まるで生き物の楽園のようです。 この想像力と緻密な画法に圧倒される素晴らしい作品でした。 また、若冲が墨で描いた鶴図も良かったです。 鶴を描く筆づかいや墨の濃淡による表現からも若冲の優れた画力を感じます。 色鮮やかな動植綵絵とはまた違った、若冲の一面を見たような気がしました。 若冲以外にも、江戸時代の美人を描いた浮世絵や、江戸時代の情景を垣間見るような作品が紹介されていました。 第1部「若冲と江戸絵画」は、2月12日まで。 第2部「京都画壇と江戸琳派」は、2月21日~3月26日の開催です。 興味のある方は、ぜひご鑑賞ください。 ●出光美術館 http://idemitsu-museum.or.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.06 17:24:03
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