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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
先日、NHK Eテレ番組「日曜美術館 アートシーン」で竹久夢二美術館を紹介していました。 「夢二が見つめた1920年代―震災からモダンガールの表現まで―」、震災発生時の絵を展示していることを知り、見てみたいと思いました。 竹久夢二美術館は東京都文京区にあり、趣のある煉瓦造りの建物です。 弥生美術館と竹久夢二美術館は、同じ建物内にあり、両方の美術館を鑑賞することができます。 竹久夢二美術館は、2部屋に分かれており、2階の部屋には震災関連の作品が展示されていました。 1923年に関東大震災が発生し、夢二も被災し東京の町を歩きスケッチを残しています。 それが新聞に掲載され、当時の様子を伝えています。 スケッチ画とその記事の数々、どれも感慨深く見入ってしまいました。 夢二というと、大正ロマンの独特な美人画というイメージが強かったのですが、社会派の一面のあることを知りました。 1階の部屋には、モダンガールの絵が展示されており、写真撮影OKでした。 1924年に創刊された雑誌「婦人グラフ」の表紙や挿絵に掲載されたモダンガールの絵が一堂に展示されていました。 また、部屋の奥には「夢二作品を彩る女性たち」というタイトルで、彦乃とお葉を描いた掛け軸とその紹介資料が展示されていました。 その他にもレコードや楽譜の表紙、少女雑誌の口絵、商業広告のデザインなど、様々な分野で活躍していたことを知りました。 大正ロマン感じる夢二独特のモダンガールの絵、私は大好きです。
また、夢二が描いた関東大震災のスケッチを掲載しているサイトがあったので紹介します。 ぜひ、ご覧になってください。 ●東京新聞「竹久夢二が見て、描いた関東大震災」ルポ「東京災難画信」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/273147 ●弥生美術館・竹久夢二美術館 https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.22 10:30:53
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