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カテゴリ:LPについて
1983年オリジナル日本盤。
MTVでPVが放映されたときにあまりのカッコ良さにショックを受けて、発売当日に買ってしまいました(笑)。 NIGHT RANGERのデビュー・アルバムです。 当時としては画期的でしたよ、売り物があるリードギタリストが二人もいるバンドなんて。 アーミングの権威、Brad Gillisとピッキングの達人(後には8f奏法なんてのも売りにしましたね)Jeff Watsonが仲良くハモるなんてやられたら、幼いギターキッズはいちころでしたよ(爆笑)。 あまりにも有名なA-1 Don't tell me you love me。コピーもしましたね...。 あの当時Jeff Watsonのこの曲のプレイができれば尊敬される時代でした。 今考えるとそうでもないんですけど...(笑)。 アルバム全編、POPで若々しい、いじわる言うと青臭いサウンドが炸裂です。 でも、カッコ良いですよ。 この歳になるとこんな音楽はできないなぁという意味で引いてしまうだけです。 クオリティは高い。 デビュー時でこれをやってしまうとはアメリカという国は、やっぱり底辺が広いですよ、うん。 Brad Gillisというギタリストはアーミングをウリにしていましたが、あらゆる意味で完成度が高く、スタジオミュージシャン的なうまさをもっていました。相棒のJeff Watsonのプレイもなんなくこなせたという噂があるほど(見た人がいるらしい)。 MTVでのライブ映像見た時も感じました。 うまい人は余裕度が違うので、ライブにおける一音を聴いただけでわかります。 一方のJeff Watsonに関しては、徐々に興味の対象外になっていきましたね...。 その後Yngweiがデビューすると存在価値が薄れてしまって...。 やはりテクをウリにするギタリストは弱いと痛感する事件でした...。 テクをウリにしてしまうと、それを超えるテクを持つ人が出て来た時に存在価値が無くなってしまいますから...。 やはり優れた音楽性とそれを裏打ちする技術が伴って初めて普遍的なアートが創れるのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.21 21:31:41
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