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カテゴリ:LPについて
1985年発表。
1985年英盤。 さすが英盤、買ったときのインナーは紙。 すぐナイロンに変えましたけど(笑)。 Uli Jon RothがElectric Sun名義で出した3枚目のアルバムでかつラストアルバム。 SCOPIONSにMichael Schenkerの後釜として参加し、Virgin Killer(旧ブログでレビューを書いています。)等の数々の名盤を残しました。 その後脱退し、現在に至るまでソロ(と言っていいでしょう)で活動しています。 脱退後はクラシック純化路線を歩んできていますね。 このアルバムはその路線の通過点、ROCKとクラシック風の音が、良いバランスで共存しています。 彼の特徴は色々ありますが、僕が指摘するならば、チョッピングがらみのチョーキングからヒネリにもっていく十八番フレーズでしょう。 メロディアス風味をトッピングするには非常に有効です。 しかし、これをやるとすぐUliのマネとバレるから要注意(爆笑)。 ->名前は出しませんが、何人かいますよ...フフフ。 ピッチが甘いという悪癖がありましたが、このアルバムくらいから修正されてきています。 近年は仙人のようにウマイですけどね(笑)。 A-1のThe Night The Master Comesから、A-2のWhat Is Love?、A-3のWhy?に至るまで、前述の十八番フレーズを随所に繰り出して泣かせてくれます。 美しくメロディアスで...。 かつそういったラインとスピーディなラインとの対比が実に素晴らしい! そして極めつけはA-4のI'll Be Thereでしょう! ドラマチックで壮大なバラード! 後半のギターソロは間違い無く彼のベストソロ! そして僕が、好きなギターソロを10個挙げろと言われれば必ず選ぶであろうソロです。 愛器SKYギターによるハイフレットを駆使した美しいメロディ...。 脱帽です。 そして後半に登場する高速アルペジオ! Yngwei Malmsteenもビックリ。 このLPを買った当時、このソロをコピーしようとしましたが、普通のギターでは弾くことが不可能なハイポジションの音が一杯出てきて断念しました...(笑)。 彼と同じギター持ってないと無理ですわ...。 B面に行っても、良いソロがいっぱい。 B-1のIcebreakerやB-2のI'm A Riverでのソロが好きですね。 あまりメジャーではないですけど、メロディアスなソロが大好きな人や、そういったソロを弾きたくて勉強したいギタリストにはお勧めのアルバムです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.26 17:18:56
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