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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1985年オリジナル日本盤。
1982年のデビューアルバムで、いきなり1200万枚の売上を記録したASIAの3rdアルバム。 John Wetton、Carl Palmer、Geoff Downes、Steve Howeというプログレ界のスーパースターが結集したいわゆる「スーパーグループ」でしたが、大作主義バリバリの期待を見事に裏切り、ポップソングをこれでもかと繰り出すところが逆に面白かった...。 最近、このオリジナルメンバーで再結成したそうですね..。 ただ、僕個人としては、曲は大好きだったんですけど、Steve Howeの粗いギターが嫌だったんで、少し引いていました...。Heat of the momentのギターソロなんて泣きそうになりましたもの...。 曲はもの凄く良いのになぁ....。 さて、このアルバムに戻ると...。 このアルバムでは、Steve Howeの脱退に伴い、Mandy Mayerというスイス人ギタリストが加入しています。 ASTRAは、実はASIAの中で一番セールスが悪かったんですよね...、ところが僕の中ではNo.1です。 曲は、そもそもどのアルバムも良いのですが、Mayerの安定感のあるギターが非常に良い! ポップアルバムということで、派手さは無いのですが、安心して聴けるセンスの良いプレイです。 A-1 Goのバッキング、リード。全て一級品です! A-2 Voice of Americaのソロもメロディアスでカッコ良いなぁ...。 多分ギターはレスポール系ですね。ちょっとミックス時のアンビエンスが多すぎる気がしますが、'85年という時代性を考えるとしょうが無いか...。 少しSchenker入ってる気がします...、必ずソロのどこかに泣きが入っている...。 B面に行くとアーミングが結構入ってくるので、ギターが違うのかもしれませんが、「泣き度」は変わりません...。 極めつけはB-5 After the Warですね。ドラマチックで、メロディアス...、素晴らしいソロです。 このソロ聴くためだけに、このアルバム買っても損は無いと思います...。 曲の流れも良いよなぁ...。 B-4のSuspicionから、B-5につなぐ流れが、B-5の感動度を上げている気がします。 Mandy Mayerという人、良いギタリストなのになぁ...、どこ行ったんだろう...? 検索しても出てこないし....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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