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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1987年米盤。
Joe Satrianiの大ヒット作。 実質的なデビューアルバムでしょうね...、Not of This Earthというインディーズ作品がありましたが...。 実は、彼の作品で一番好きなのはNot of This Earthなんですけど、このアルバムもよく聴きました。 最初に...。 全編インストのギターアルバムが大ヒットするなんて、日本のチャートでは考えられませんね。 所詮、日本はカラオケ文化の国。器楽を楽しむという遺伝子がそもそも無い民族なのかも...。 欧米は数百年に渡って、器楽の方がメインでしたからね...。 彼のプレイで一番好きな部分は、やはり音色です。 BOSSのDS1だけで作る美しい歪み...。 素人ではこうならない。 だって信じられませんよ、マーシャルはクリーンなままでっせ(笑)。 A-3のALWAYS WITH ME, ALL WITH YOUの美しいプレイを聴いていただけると、僕の言いたいことがわかっていただけると思います(ただこの曲の打ちこみは、今の時代に聴くと...[泣])。 他の曲に比べると、ちょっと抑え目な歪み量...、これがまた絶品。 A-4は泣く子もだまる、SATCH BOOGIE。 初めて聴いた時は、衝撃でした。 この頃はYngwieの絶頂期でしたので、「あれ関係」の路線しかテクニカル派の生きる道は無いような状況でしたが(笑)、こんな曲をやって良いんだ!って思った記憶があります。 ブギーをこんなテクニカルに、そして楽しげに弾くなんて...。 こっちもウキウキしてきます。 このアルバムで一番好きな曲はB-5のECHO。 メローな変拍子に乗った美しいギターソロ....。 なんと言っても、音が「重い」んですよ....、白色矮星級。 こんな「重さ」は偶然では無理。 確かな技術と音楽家としての確信を持っていないと出せない。 勉強になるアルバムです、ウン。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.06 09:56:58
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