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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1981年発表。
master soundシリーズ1982年盤。 通常盤よりもかなりダイナミックな音です。 ロック色豊かなこのアルバム、CDも含め、ベストな音源はこのmaster soundシリーズのアナログ盤だと思います。 TOTOの3rdアルバム。 Steve Lukatherのギターを前面に押し出した野心作です。 これも、ギターを弾き始めた頃に聴きまくったアルバム。 そしてフレーズ的にも、前2作に比べ相当テクを必要とするものが増えたので、僕にとっては「途方もなく高い壁」のように感じた作品です。 イントロのカッコ良さに悶絶してしまったA-1 GIFT WITH A GOLDEN GUN。 パッと聴きは簡単そうに感じるギター、これが聴くと弾くとでは大違いで完コピをあきらめてしまったことを覚えています。 また、この当時まだ珍しかった大胆なアームダウンを使ったオブリにも感動しました。 A-2のENGLISH EYES。 リフも後奏もかっこ良すぎ! 4枚目発売当時の来日公演では、Ibanez製のFVモデルで失禁モノの素晴らしいプレイを聴かせてくれました。 A-3は前半のハイライトLIVE FOR TODAY。 Lukather自身がVocalを取るミドルのロック・ナンバー。 簡単そうで難しいリフと音使いセンスの良さが光るソロが印象的。 A-4 A MILLION MILES AWAYにおける伸びのあるレスポールサウンドは気持ち良いですねぇ....。 B-1はギター少年(笑)の間で話題になったGOODBYE ELENORE。 文句無しの弾きまくりギターがかっこよい。 クロマチック、アウト技などLukatherフレーズ満載! ちなみにPVの方が弾きまくりで唖然としました。 スタジオ盤とは全然違うソロ弾いていたんですよね、Lukatherらしい(笑)。 B-2は、この曲を聴くためだけでも損はないと言いきってしまいたい名曲I THINK I COULD STAND YOU FOREVER。 TOTOファンの間ではあまり話題に上らないようですが、構成、メロ、アレンジどれをとっても完璧で素晴らしさに嫉妬さえ覚えます。 なんと言ってもサウンドのカッコ良さからバッキングのセンス、とどめのドラマチックなソロパートまでLukatherのプレイの素晴らしさに溜息が出ます....。 このアルバム、セールス的には失敗したんですよね...。 こんなに素晴らしいアルバムが売れなかったなんて信じられません。 今でも(今だからこそ)新しさを感じさせる完成度の高いサウンド! 絶句ものです...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.13 10:53:58
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