|
テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1984年オリジナル日本盤。
ちなみに米盤とはかなり曲順が異なります。 TOTOの5枚目。 VocalがBobby Kimballから、Fergie Frederiksenに交代。 TOTOというバンドは、僕にとってSteve Lukatherのギターを聴くためのバンドですから(笑)、Vocalが代わることは、さして問題ではなかったのですが....、うーんという感じでしたね、最初に通して聴いた時はショックでした....。 A-1 CARMEN。 イントロ....、期待は最高に高まり、カッコ良いサビ。 よし、ここから来い!.....、あれ終わっちゃった...。 A-2のLIONもA-3のSTRANGER IN TOWNも一緒....。 いや、それから後ずっと一緒。 一瞬で終わってしまうソロばっかり...。 しかもフレーズも音色も今までと同一人物とは思えないほど変わってしまいました。 そう、「Lukatherフレーズ」がかなり減少。 A-4のANGEL DON'T CRYでは、以前のフレーズでソロが構成されていて、ほっとしますけど...。 この頃はLukather自身、相当迷いがあったんでしょうね。 でも、僕のような特殊な聴き方をしなければ、かなり楽しめるアルバムです。 曲のクオリティは落ちていないし、耳に残る部分とバンドの上手さを誇示している部分(?笑)のバランスは非常に良い。 Superバンドであることに変わりはないです。 3枚目と4枚目のフィーリングを併せ持たせ、少し明るくしたサウンドと言いますか...。 耳に残る楽曲が多いという意味では、このアルバムは前の4作以上のレベルに達していると言って良いかもしれない...。 前述の曲は全て美しいフックが用意されていますし、お約束のLukatherバラードA-5 HOW DOES IT FEELも動機はどうあれ(笑)、クオリティは高い。 B-1のENDLESSの黒く攻めるのか?と思わせるAメロとペンタを美しく使ったサビメロとの対比が見事! そしてサビのバックのリフがなんとも言えない哀愁をかもし出していてgoodですねぇ...。 B-2のISOLATIONはTOTO風のHR。 コピーもしましたし、今聴いてもカッコイイなぁ...。 ...なんだ、(ギターソロだけ抜くと)結構お気に入りだったんだ、このアルバム(笑)。 久々に聴いて、ちょっと驚きの再認識。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.14 16:14:12
コメント(0) | コメントを書く
[LPについて] カテゴリの最新記事
|