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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1983年オリジナル日本盤。
Michael Schenker Groupの4作目にあたるアルバム。 いきなりですが、ギターソロも含めてA-1 ROCK MY NIGHTS AWAYが大好きなんです。 この曲の後奏のギターソロを最初に聴いた時の感動は、今聴いても全く色褪せていません。 なんて言うんだろう....、流れるようでいて、息遣いが自然で、インプロでありながら(最初はアレンジかと思いましたが、彼にしてはめずらしくピッチが微妙なところがあるのでインプロでしょう...)、ポップなメロディ....。 もうほとんどこのアルバムは、(僕にとって)A-1で終わりなんですが、実は良い曲が多い充実した作品なんですよね。 Gary Bardenは好きなVoではなく、前作ASSAULT ATACK(アルバムとしては僕のベスト!)におけるGraham Bonnetが強力なので、落差の大きさのせいかもしれないのですが、イマイチその良さが引き出されていないような気はします。 ただし、曲創りのクオリティは確実にあがっています、じっくり聴くと。 ギターキッズが泣いて喜んだ(笑)インスト、A-5 CAPTAIN NEMO。 テーマが開放弦ガラミだと雑誌で読んだときは、少々複雑な気持ちになりましたが、最初聴いた時はどうやっているのか、全く想像ができないビックリフレーズで、ある意味愕然としました(当時は、結構生意気だったので、想像だにできないプレイが存在することにエラくプライドを傷つけられたのです[爆笑])。 A-4 SYSTEM FAILINGの歌メロは絶品ですし、ソロにおけるメカニカルなスケールプレイは、速さはそれほどではないにしても、ピッキングのうまさが際立つ、大人の、そして巨匠のプレイです。 B-2 RED SKYはSchenkerお得意の、ギターで「持っていく」ドラマチックな構成を持ったハイライト曲。 素晴らしい曲であるだけに....、うーん、これをGrahamの声で聴きたかった....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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