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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1980年オリジナル日本盤。
Michael McDonaldが主導権を完全に掌握した時期のDoobie Brothersの代表作。 個性的と言う意味では、歴代のDoobiesのギタリストの中でJeff Baxterがトップなのでしょうが、個人的にはPat Simmonsのギターが一番好きです。 とりあえずは、Michael McDonaldに一番合っているのはPatだと思う...。 アダルト路線のRockにおけるギターはどうあるべきか?、一つの基本線がこのアルバムで聴けると思います。 A-1 DEDICATE THIS HEARTのようなモロMichael McDonaldサウンドのバックにおけるギターはキレ、フレージングともにドンピシャのところにはまっていると思います。 A-3 NO STOPPIN' US NOWのような少しアーシーな部分を持つ曲ではソロを含めて、跳び過ぎず引きすぎずの絶妙さが絶品です。 僕がアレンジすると、もう少し泥臭くなってしまう可能性が大です(爆笑)。 中間のギターソロが絶品! A-4 THANK YOU LOVEは、これまでにはあまりなかったフュージョンタイプの曲。 良いギター弾いてます。 オクターブ奏法を、「こういうタイプの曲には入れるしかないでしょう...」というあまり頭が良いとは思えない思考法で使っていますが(笑)、クオリティは高い。 この当時の、AOR系のアルバムを聴いて最近再認識しているのですが....、当時、この手の音楽って評論家達から色々叩かれていたんですけど、クオリティは恐ろしく高いですね。 演奏能力...、最近の「エディット慣れ」したエセアーティスト/ミュージシャンから考えると驚異的なレベルの差がありますよねぇ.....。 (歌一つとっても、TVの歌番組でピッチが正確な人の方が珍しいというのも同じようなところを示していると思います。バンドの演奏も「手パク」が当たり前だし....) B-4 SOUTH BAY STRATのような、難しさを感じさせない、お洒落なインストを...、しかも演奏するにはハイテクニックが必要な楽曲を、サラッとやってしまうDoobiesに脱帽です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.04 20:02:56
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