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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1986年米盤。
'80年代のイギリスを代表するロックバンド...。 当時のイギリスのバンドって、ピコピコいって(笑)あまり好きではなかったのですが、このTHE SMITHSは、純粋なギターバンドで耳を持って行かれました。 Morrisseyの退廃的な香りがする声(歌詞のイメージとはちょっと違う)とJohnny Marrのカラフルなギターの対比がかっこいいんですよ。 Johnny Marrのカッティングに用いる音色(コーラスの使い方)は当時参考にしました。 このバンドの出現以降、またギターオリエンテッドなバンドが増えて行きましたよね。 A-1 THe Queen Is DeadはTHE SMITHSのイメージとは少し離れた破壊的な雰囲気を湛えた曲(後のオルタナ系の雰囲気を先取りしたサウンドと言えばわかりやすいでしょうか)。 正直、名曲だと思います。 ベースの強めのタッチが曲に良いアクセントを与えていると感じます。 A-4 Never Had No One Ever。 美しいサウンド....。そこに乗る狂気を感じさせる短い歌詞。 美術館で聞いている感覚に陥ります。 A-5 Cemetry Gates、B-1 Bigmouth Strikes Againはポップなカッティングが印象的な曲。 これぞTHE SMITHSといった感じ。 特にB-1の後半におけるギターとVoの絡みはその音色/声音の醸し出す雰囲気も相俟って、美しさ、モロさ、妖しさを全て併せ持った不思議なサウンドとなっています。 今聴くと、大人しくなったオルタナ系のバンドに聴こえてしまうのですが、それだけ当時このサウンドを提示したと言うのは革新的だったんですね。 たった5年程度しかなかった活動期間の短さが残念です。 The Smiths『The Queen Is Dead』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.27 12:11:10
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