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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
ファンク時代のJohn Scofieldの最高傑作。
日本におけるライブを収録したものです。 僕が言うまでもなく、Jazzに限った話でもなく、ギターアルバムとして歴史に残る素晴らしい作品です。 Dennis Chambersとの壮絶バトルが全編に渡って繰り広げられ、何回聴いても鳥肌が立ちます。 ストレートなジャズ、ジャムバンド・ライク、ファンク...、様々なスタイルを展開/提示してきていますが、ウネウネとしたアウトフレーズ、後ろに引っ張られるようなアーティキュレーションを特徴とするジョンスコ節は、僕の心を鷲掴みにして離してくれません(笑)。 ジョンスコと言うと、大抵の人は「アウト・フレーズ」について語りますが、僕がグッとくるのは強靭なリズム感です。 コピーしてみるとよくわかるのですが、簡単に聞こえるフレーズも実際弾いてみるとなかなか「あのノリ」で弾けない....。 信じがたいほどのリズム感に裏打ちされたフレーズ群であることを痛感します。 ある意味強力にテクニカル....、恐ろしいです。 M-3 HEAVEN HILLはメローな曲ですが、テクニカルなリズム感を感じるには最適な曲です。 こうは弾けないですよ、全く。 M-4 PROTOCOLはジョンスコの代表曲の一つ。 解析不能な変態アウトフレーズの応酬。デニチェンのドラムとのバトルは壮絶。 M-9 MAKE MEは、ノリ、テンポが今の僕にベストマッチな曲。 こういったスローミドルなファンクビートは、焦らず聴けるので気持ち良いです。 強力なジョンスコ節のカッコ良さは言わずもがなですが、この人の音色も魅力的です....僕好みの、ニュアンスを大切にしたセッティング。 最近アンプをVOXに変えたそうな....。 ハムバッカーにVOXとは....、僕とおんなじ(笑)。 ちょっと嬉しい。 【Aポイント+メール便送料無料】ジョン・スコフィールド JOHN SCOFIELD / PICK HITS LIVE (輸入盤CD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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