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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
何年盤なのか全く不明。
録音は恐らく1960年か....。 ノリの良いジャズブルース・アルバムです。 延々と反復フレーズを繰り返したりしてどこまでやるんじゃと思った瞬間にメカニカルなツーファイブフレーズが出現する、 あるいは、ペンタだけで押し切ってしまう、 等、テクニカルな印象は決して与えないんですが、変幻自在で....、まだ隠された何かがあるんじゃないかと思ってしまうのです。 耳に残るフレーズの宝庫。 色々研究している音源です。 A-1 MISS ANN'S TEMPO。 ブルージーなフレーズに随所に入る反復フレーズ! これが出てきた瞬間に昇天(笑)。 最近思うんですけど、ジャズブルースでこういった反復フレーズを入れるって中々怖い。 確信に満ちてないと難しい。 A-3 BLUES FOR WILLARENE。 あまりのかっこ良いソロで、初めて聴いた時はあぜんとしました。 ここにも登場、必殺の反復フレーズ! B-2 AIN'T NOBODY'S BUSINESS IF I DO。 所謂Georgia進行のメローな曲。 ブルージーに歌い上げながら、コードの変わり目を色々なイメージで「すり抜けて行く」身のこなしが好きです。 スムーズだったり、エモーショナルだったり....。 ブルース畑の人にも、彼のファンは多いと聞きます。 ブルースにちょこっとジャジーなフレーズを入れるとクールですもんねー。 逆にジャジーな進行でもペンタで押しきるのもグっときましし....。 僕もその快感からジャズに入りこんでいったクチです。 最近は、モダンなフレーズを研究しているせいか、斬新なフレーズの人達の音源ばかり聴いてしまっているのですが、やっぱりバック・トゥ・ザ・ルーツ! ほっとするカッコ良さがあります。 また、この人のバッキングは凄くウマイと思います。 Greenはコードが弾けない....なんてホントかどうかわからない噂がありますが、 空間を生かしたノリの良いものだと思います。 重厚な音使いではなくとも、少ない音でかっこ良いバッキングができるんだなぁ...と勉強になります。 グラント・グリーン/グランツ・ファースト・スタンド グラント・グリーン/グランツ・ファースト・スタンド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.03 09:58:03
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