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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:LPについて
1984年オリジナル米盤。
発表時は、マイナーレーベルからの発売だったので日本での入手は困難かと思っていたのですが、1985年の京都タワレコに売っていたんですよ。 見つけた僕は即買い。 ご存知Steve Vaiの1st ソロアルバムです。 1985年と言えば、Yngwie脱退後のALCATRAZZに後任として加入したころです。 僕も興味津々で、DISTURBING THE PEACEを聴いた後に、このアルバムの存在を知って探していたのです。 最初、聴いた時は泣きましたよ....、買ったの失敗したって(爆笑)。 わけわからんかった、高校生の僕には。 ところが、何回か聴くうちにハマリだしたんですねぇ....。 コマーシャリズムを全く無視し抑制なんて無い分、溢れんばかりの才能の発露が深く音溝に刻み込まれています。 以降の彼の音源/彼が参加したプロジェクトの音源もいくつか聴いてみましたが、Flexableを聴いてしまった僕には、あまりにもPopに聞えてしまい、満足できませんでした。 ...で、結局今まであまり研究対象にしてこなかった人です。 A-1 Little Green Man。 ふざけてるのか!と怒りたくなりましたね、最初(笑)。 Munchkins...。 でも、21世紀に聴くと、意外に普通に聞こえる。 A-2 Viv Woman。 変態ギターソロに耳を奪われてしまいます。 いかにも'80代というテクが使われているのですが、使い方は斬新でしたね。 最近そういうギターソロを耳にしないだけ、今聴いても新鮮です。 B-1 The Attitude Songは現在のライブでも取り上げられているらしいですね。 いやー、強力です。 変拍子/キメの嵐です。 でも、全てに「頭にある音を入れてみただけ」という必然性を感じます。 邪念はまったく無い。 どんな音楽かは別にして、こういう「Attitude」を取れる人を音楽家と言うのでしょう、ギタリストで止まっている人ではない。 B-2 Call It Stepsは唯一、最初に聴いた時から心に響いた曲。 メローな曲でこんなギターソロを弾く人を初めて聴いた...。 メローな曲って、お涙頂戴のコテコテフレーズで責めることしか頭に無かった僕には衝撃だったのです。 再発されたCDには、アナログ盤には収録されていない未発表曲が入っているそうな....。 未聴です....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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