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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
Decoyに続く1985年の作品。
Milesがジャズの巨人という地位に安住することなく、ブラックコンテンポラリ全体の征服を狙い始めたアルバムです。 M2 HUMAN NATURE。 Michael Jacksonのカバー。 Jazzは昔からヒット曲を取り上げて演奏することがよく行われるのですから、Milesがこの曲を取り上げるのは不思議でもなんでもないんですが、アレンジがあまり原曲と変わらないのは少し意外。 M3 SOMETHIG'S ON YOUR MIND。 メロディアスなコード進行が印象的な曲。 John Scofieldのうねうねギターが炸裂します。 ただ、コーラスの掛かり具合が過剰で音色が僕の好みではない。 でも、よくこのバックで変態フレーズが繰り出せるものです....。 M6 KATIA。 John McLaughlinが参加した曲。 正式メンバーとして参加していた頃を彷彿とさせるフレージングですね。 良い意味でのフタウマ風味とサイケ風味がある。 最後はムチャクチャやってます(笑)。 M7 TIME AFTER TIME。 Cindy Lauperのヒット曲。 これは当時僕も好きな曲だったのですが、Milesが取り上げたのにはビックリしました。 リハーモナイズもせず、原曲のイメージ通りにたんたんと進んでいきます。 雰囲気のあるミュートの音色がかっこよい。 M8 YOU'RE UNDER ARREST。 ジョンスコの手によるハイスピードなファンク。 このアルバムで唯一前作の雰囲気を引き継いでいる曲。 これは難しい曲ですなぁ...(笑)。 やれと言われれば相当練習してからでないと...(苦笑)。 後期マイルスの中で評価が高いアルバムですが、僕はまだよく消化できていないものなのです。 多分、それはこのアルバムをMilesのアルバムとして聴くからで、そんなことを考えず聴けば感じ方が違うのでしょうけど...。 POPで聴きやすい作品ですからね。 何も難しいことを考えずに楽に聴く...、それがリスナーにマイルスが望んだことなのかもしれません。 【送料無料選択可!】ユア・アンダー・アレスト / マイルス・デイビス 【CD】ユーアー・アンダー・アレスト/マイルス・デイビス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.19 16:55:28
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