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珍味あります!やまねこ軒

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2007年07月08日
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カテゴリ:セミナー
念願の花押(かおう)講座にようやっと参加できました。

今月で19回目、来月で20回目を数える人気講座ですが、
私は今までなぜかタイミングが合わず、
ようやっとの参加となりました。

5月に開催された第一回の花押展に行ったときに、
「ここはなんて清々しい氣が流れている場所なんだろう」と思っていました。

やっと来られたことをとても嬉しく思いました。

といっても、書道をやったことがあるわけでもなく、
美術的なセンスがあるわけでもなく、自分にとっては未知の経験で、
おそらく脳の活性化させたことのない部分を使うんだろうな
という気持ちでした。

本当に頭真っ白の初心者状態での参加だったのです。

周りの人はすでに何回も来ている方で、
篆刻(てんこく)をはじめている方もいます。

そんなところにいきなり初心者で行っていいのかという
不安もないわけではなかったのですが、
タイミングが合うときに行っておかないと
次がいつになるか分かりません。

そこで、飛び込んでみたわけなのです。

10人以下の少人数とはいえ、進度や個性が違う人たちに
どうやって教えて行くのかなぁという興味もありました。

自分の世界に入っていく集中力と他の人に言っていても
自分に必要そうなキーワードが聞き逃さない・・・
というバランスは必要ですが、

みんなが自分のペースであって、かつ、全体として進行している
という不思議な空間でした。

自分が今日学んだことはなんだろうと考えると
やはり、「原点返り」であったように思います。

とにかく、自分の名前の一文字とじっくりと向き合った2時間でした。

名前の由来は親から聞いていたし、
すでに知っていることと思っていたのですが、
新しい、嬉しい発見があったのでした。

私の名前は、「素直で優しい子どもに育つように」ということで
名付けられました。

「順」の字を漢和辞典で引くと、意味の一番目に「すなお」が出てきます。
次に「やわらか」、「よろこびたのしむ」、「したがう」と
続きます。

いつもいつも名前を意識して生活しているわけではないのですが、
字の意味と、自分の印象としてもらうフィードバックは
それほどズレはないかなと感じています。

といっても、目指すのは「外柔内剛」でして、
ただただ流される生き方はしたくはありません。

*それを表現しているのがニックネームのやまねこです。

「順」の字をさらにバラして見てみます。

左側の「川」は、まさに川が上から下に流れていく様子で、
この字が入っているのは、「順」のほかに、「巡」や「訓」などが
あります。
「したがいめぐる」とか「みちびく」とか、
流れに沿った自然なイメージです。

右側の「頁」は部首名は「おおがい」ですが、形が貝に似ているから
そういう音で読むだけで、意味に貝は入っていません。

頭や首筋のあたりを指す言葉です。

よく使うのは、1頁、2頁・・・という単位ですね。

それで、漢和辞典も辞書ですから、ただページと書くだけではなくて、
懇切丁寧な書き方をしているわけですね。

「書物の紙の片面」

当たり前と言えば当たり前なのですが、
今まで当たり前すぎて意識していませんでした。

頁は、ただの数える単位じゃなくて、本の1枚1枚を指していたんですね。

親はよく本を読みますようにと願って
この名前を付けたわけではないと思いますが、
なにやらとてつもなく、自分らしい名前だなぁと
納得してしまいました。

名前の字から花押を作っていく過程でも、
最初は天と地にはさまれている順の文字が
動物のように見えていたのに、
そのうち「川」の部分は「くちばしとペン」(アウトプットを象徴する)、
「頁」の部分は「本とハート」(インプットと心がけを象徴する)に
見えてきました。

まだ同じ形にはならないのですが、
方向性はつけたつもりです。

あとは、練習あるのみ・・・かな。

それにしても、「脳の使っていなかった部分を使うことになる」
という予想は当たっていたと思いました。

「字を崩していって書こうとすると形が限られてしまうから、
まずは形を先にイメージしてそこに字をはめていくといい」とか、

「完成品を作ってピンポイントで1箇所ずつ直していくといい」とか、

いただくコメントはイメージ脳全開の世界からの言葉でした。

書いたものをちょっと離して、全体像を見ないとできないことだなと。

なにせ、音声としての文字言葉ワールドに生きているので、
完成品とか形がなっかなかイメージできないんです。

文章だったらとにかく書いて、あとで微調整ができるのにと
思っていたのですが・・・。

意味から入って、文字をバラして読み解こうとしたら、
絵が見えてきました。

これからもっと練習していって、手が勝手に動いて書けるようになり、
書いたものは、文字が嬉しくて踊りだしているような
立体感・躍動感が出ればいいな。





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最終更新日  2007年07月08日 22時23分59秒
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