テーマ:バレーボール♪(2612)
カテゴリ:おでかけ♪
4月5日、Vプレミアリーグ男子の決勝を観に、さいたまスーパーアリーナに行ってきました。
Vプレミアリーグを見に行くのは、この日が5回目。 男子バレーについては、去年のワールドカップからのにわかファンだけれども、 われながら不思議になるくらいの熱の入れよう。 去年のワールドカップ以来、男子バレーを見るようになったのは、 その可能性に注目したいと思ったから。 ワールドカップを見る前の男子チームの印象は、 「昔はお家芸だったのに、弱くなってしまって、オリンピックにも ずっと行けなくなってしまった」というものでしかありませんでした。 北京への距離も男子よりも女子のほうが近いだろうなという認識しかなかった。 それがなんでワールドカップを見たかというと、 その時期、ちょっと体調を崩して、普段は家に帰りつけていない時間に家にいて テレビを見る時間があったから・・・。 全日本男子チームは、ワールドカップでは 最初、格下と思われるチームにいきなり負けてしまったり、 途中も不安定な安心して観ていられない試合を連発していたかと思うと、 最後の3試合で急にチームがまとまってきて、 どんどんおもしろい試合をするようになって ブラジルに対して善戦するような・・・そんなチームでした。 女子よりも男子に惹かれたのは、この不思議な可能性なんでしょうね。 さて、私の観戦スタイルはというと、周りにリアル観戦友達がいないので、 (まだ初心者なので、観戦友達の作り方もよくわからない。) 父の都合がよければ一緒に行くし、そうじゃなければひとりでも行っちゃうみたいな感じ。 チーム応援席には行かず、その日のすべての試合を 静かに見守りながら応援しているというタイプ。 ある人のファンではあるけれど、日ごろから気持ちが内側にこもるタイプなので、 ゴスペルに行っているときのように歌うぞ~みたいなシチュエーションじゃないと がーっと感情を表に出せないんだよね。 だからこうやってあとから文章で回想して、喜びを再現させているのでした。 大音響の応援の中の試合を見ていて、急に涙が出てきてしまいました。 自分がバレーボールを応援したくなる理由がすとーんと心に落ちてきたから。 バレーバールは、「自分のそのときできる最大限の仕事をしながら、 次の人を信じてボールを渡していく」スポーツに見えます。 これほど、「人のつながり」を意識させるものはありません。 自分のしていることは結果がすぐには見えなくても、どこかで誰かにつながっていて、 何かの影響力や意味を持っていると信じさせてくれます。 私が応援している選手は、ボールが上がると、それが定位置だろうがそうじゃなかろうが、 いつの間にか下にいて、アタッカーのところまで 意志があるもののようにボールを飛ばすような人です。 ちょっと崩れたボールをトスにして、後ろに倒れて、相手から返ってきたボールの 下にまた入っていたりするような、 ご自身の座右の銘の「執念」そのもののようなプレイをする人です。 その人のプレーを見ていると、自分のそのときにできる最大限の仕事をしていれば、 それはどこかにつながっていくのだと信じることができます。 きれいなレセプションじゃなくても、ボールを上げることができれば、 きっと次につなげてくれる人がいるのだと信じることができます。 大音響の中の試合を見ながら、すべての人のエネルギーがコートに集まって、 それが力になって試合が動くのだ実感して、なんだか人間ってすごいなって思いました。 さて、いよいよ北京オリンピックに向けて、物語はエピローグに向かっています。 北京オリンピック最終予選で見たいのは、最高のエピローグだけです。 プロローグや途中につらいことがあったって、ハッピーエンドで終わらなきゃ! そして、今度は北京オリンピック物語が始まるのです。 それにしても、私、バレーの試合を観に行ったのに 本のレビューみたいなものを書いております(笑)。 何を見ても何を読んでも人生語っちゃうんですよね。 でも、本当は、バレーボールをバレーボールとしてちゃんと見られる力もつけたいなと 真剣に思っているんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月06日 16時32分22秒
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