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カテゴリ:古代くま
スーパーにて、ブリのあらを50円で手に入れたので、あら汁を作った。
なかなか美味しく出来て、多分500円の価値までは上がっただろう。 ハハハ、 更に出世させてやった。 しっかし、骨が多い‥ あら汁とはそういうモノだ。 子供の頃からあら汁飲む前には必ず 骨気ぃ付けなさいよ と母に言われ続け、 30過ぎても未だなお言われる。 魚の骨を喉につっかえ母は昔痛い思いをしたらしい。 あと、お祭りのタコおでんでも食中毒に遭い酷い目にあってる。 あと、子供の頃牛にも蹴られたとか。 まぁ母の細かな暴露話はいいが、 あら汁を飲んでいると細かな骨に異常な頻度で出くわす。 「飲む」という動詞であら汁を片付けては危険なんだ。 少量ずつ口に含み、口内において調査・検証を徹底的に行い、汁と魚と野菜の分別、身と骨の分解、咀嚼と除去、安全確認がとれ次第、嚥下‥ と、この手順を怠ってはあら汁に手荒なマネされてしまう。 しかし危険なモノ程旨い。 栗とか‥ フグとか‥ うまそうなキノコとか‥ それとかとは決して一緒じゃないけれど チビチビ恐る恐る頂くあら汁は、なかなか美味しかった。 まだまだ暑いが、そろそろ熱々の汁ものが旨い季節がやってくるのだなあ。 大鍋に作っても日持ちする秋冬はずぼらに優しい、良い季節だ。 -みずのしま- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月17日 19時03分24秒
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