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2011年10月01日
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毎度毎度レイトショーでお世話になっている「浦和ユナイテッドシネマ」に、
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』を観に行った。


6月だか7月からこの映画の予告編が劇場で掛かっていて、
「うおー、異星人襲来だ! これは燃える!」
などとひとり熱狂していた。

ついでに『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の予告(巨大なイモムシみたいな機械がうねりながらビルを破壊していく予告)
も一緒に流れていたものだから、

「今秋は地球がどえらいことになるな!」と興奮しきりだった。


そして観に行ったロサンゼルス決戦。


これが、まあ、なんというか、
簡単に言えば『インデペンデンス・デイ』だったと言うか。


『インデペンデンス・デイ』と言えば、今から16年前にローランド・エメリッヒ監督が映像化した地球侵略ものの映画で、
当時のCG技術を駆使した驚愕の映像と、鉄板に近いストーリー展開と、あからさまなアメリカ礼賛とで、
当時高校生だった私はそれなりに興奮して観たものだ。


頭はいいが鼻つまみ者である科学者役のジェフ・ゴールドブラムがかなり格好良くて、
「いいぞいいぞ、オタクが世界を救うぞ!」と熱中した。

思えば16年前はオタク男子が認知されだし、
世間に、いや、家の中にはびこりだした時機だ。

アニメ、エヴァンゲリオンが地上波で放映されたのもこのくらいの年。
漫画・アニメ好きのみならず、普段はそうしたものに触れない層までも巻き込む大ブームに発展した。

私個人は、演劇部に所属し、かつ、アニメや漫画に耽溺している陰気な少年だったが、
そうではない活発なクラスメイトがエヴァンゲリオンの話で盛り上がっていて、
教室の机に伏せながらも、飛び交うそのアニメ話に耳をすまし、ニヤ付いていたものだ。



さて、今回のこのロサンゼルス決戦。
ストーリーのあらましは、誰もが想像するとおりのもの。

異星人がやってきて、地球の各国の軍隊が抵抗するが、駄目ッ……! けれど主人公のアメリカ軍が頑張るよ!


『インデペンデンス・デイ』が湾岸戦争からの「アメリカ権威」の失墜を払拭するかのような作品であったのに対し、
今回のこの『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は、泥沼化させたイラク戦争によって落ち込んだアメリカ軍の威信回復を狙うかのようなタイミング。

考えすぎかもしれないけれど、ある種のプロパガンダ映画なのかもしれないなー、などと思いながら観ていた。
中盤の「見えない敵との交戦」シーンなどは、なんとなく民間人にまぎれたテロとの戦いを想起した。

アメリカ海兵隊と侵略者による銃撃戦も象徴的で、
『インデペンデンス・デイ』が主に空戦だったのに対し、こちらはほとんど地上戦だった。

ハイテク戦争になるかと思われたイラク戦争が、結局のところはゲリラ戦に展開していってしまった事を象徴しているみたいだ。

ただまあ、ソマリア内戦における対ゲリラ市街地戦を描いた映画『ブラック・ホーク・ダウン』の影響を受けているので、
そちらを意識してのことなのかもしれない。


そう言えば物語の冒頭、子供部屋にエヴァンゲリオンのフィギュアが置かれていたような気がしたけれど……、
あれ? これ『くまのプーさん』だっけな? と、ごっちゃになってしまっている。

くまのプーさんでも子供部屋に置かれた数々の人形の絵からのスタートだったはずだけど、
いや、まさかクリストファー・ロビンの部屋にエヴァの人形は置いてないよね。多分。

だから『世界侵略:ロサンゼルス決戦』で出てたことにしよう。
そして、『インデペンデンス・デイ』を観ていたあの頃の自分と繋がりがあることにしよう。


とまあ、ごちゃごちゃと足りない頭で『世界侵略:ロサンゼルス決戦』について書き連ねてみたけれど、
要するに『インデペンデンス・デイ』が好きなら劇場に観に行ってもおおむね満足できるよ! という事が言いたいのだ。

なぜ「おおむね」なのかは、観てもらえれば分かると思われます。


アバターなんかにも出てきた女兵士のヒャッハー振りも、アメリカの何かを象徴するものなのかも知れないなあ、
と思いつつ、今日はこのへんでおしまい。



野間





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最終更新日  2011年10月02日 13時33分22秒
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