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カテゴリ:古代くま
横浜の、
ターミナルでは無い、 小さな駅からすぐの場所で、芝居の稽古をしている。 2ツある便器の1ツは水の流れない‥そんな不便なトイレのある、良い具合にくたびれたマンションの1フロアーが稽古場。 こんな、ありふれた、全国に1万ヶ所くらいありそうな場所から、 当代唯一の芝居を作り、上演しようってんだから 漂う空気や、 反乱するニュースや、 混雑する電車や、 多忙なる日常や、 猥雑・陰険なる関係やらに‥ 埋没してしまいそうだ。 とかく、芝居とは、少なくとも、小劇場の芝居なんてそんな「モノ」だ。 「作者」の熱・想いの入れようの100%が「観る側」に伝わる、というのも稀。 また稀に、2~300%もが「観る側」に伝わっちゃって ‥そんなに?! とお客さんの感受性に、逆に、舌を巻く事もある。 そう。 何をどういっても、全て観てくれるお客さんに委ねなければいけない。 「本番」‥ どれくらいお客さんの感受性をツンツン出来るか‥ 自分自身のアンテナをツンツン立てながら、台本と向き合いたいと思う稽古の日々です。 横浜演劇計画2011 北村想をめぐる演劇の冒険 『悪夢くん』 作:北村想 演出:寺十吾(tsumazuki no ishi) 11月 23日(水)18時 24日(木)19時半 25日(金)14時※・19時半 26日(土)14時・19時 27日(日)14時 前売 3200円 当日 3500円 ※25日14時の回前売のみ2700円 場所:相鉄本多劇場 (JR横浜駅3分) 出演 渥美れい子(青年座) 羽鳥名美子(毛皮族) 石塚義高 松原正隆(tsumazuki no ishi) 雪港(少年王者館) 今井勝法 碓井雅仁(レトロノート) 中山朋文(theater045syindicate) 水島義人(やまのみず) 松浦玉恵 田中美奈子(横浜未来演劇人シアター151) 木村健三(マシュマロ・ウエーブ) 中原和宏 大西一郎(ネオゼネレイター・プロジェクト) 昭和レトロを感じながらも、英国ミステリーの様で、現代日本の世相を孕んでいる‥ そんな味わいのお芝居です。 是非、観にいらして下さいませ! -みずのしま- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月28日 05時11分51秒
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