やまのみず　お笑い　コント

横浜での「悪夢くん」稽古も大詰め‥

本番まで数日という大事な時期である。


しかし、なんとも皆酒好き‥


毎日稽古終わりに稽古場で終電まで呑んだり‥

果ては稽古場に泊まったり‥


そんなこんなで呑ミュニケーションにて絆を深めている。


稽古場で呑めるなんてのは最高の環境だ。


お店なんかで呑んでいたら１度で２、３千円は飛んでしまう。


それが、稽古場で呑むとなると、毎回牛乳瓶に４、５百円の募金で済む‥。


昨日は珍しく

せっかくの横浜なんだから‥

というので横浜が地元の俳優さんが案内して横浜・野毛の旨い店に総勢１７人で呑みに繰り出した。


横浜・野毛‥

横浜みなとみらいの先端の街並みのすぐ隣にあるのに、かなりディープな昭和ムードの素敵な呑み屋街だ。


その中にある（きっと一人で行けといわれても、辿り着けない‥）アットホームな飲み屋さんのお座敷で

まぁ本番近いよの決起のように‥
ただ旨い酒を求めただけのように‥


愉しく呑んだ。


お会計際になり演出の寺十さん（じつなしさん）から、


「じゃんけんで買った人はタダで」

という提案が出された‥。



ぅおーー！！！



これは燃える‥


一人当たり３、５００円‥

がタダになるのだから、これは皆一瞬で半端ないやる気に満ちた。

酔い潰れていた人まで再燃して、総勢１７人のじゃんけん大会が始まる。


皆で一同にやってもアイコが続き、

半分に別れてやる。


８人の中で、なんと僕ともう一人が勝った。

そして、もう半分チームの勝者と４人で対戦‥


じゃんけん

ぽーーーんっ


皆 パー でアイコ。


ぅおおおぉ‥


どよめく



アイコでしょっ‥！！



３人グー‥

僕だけパー‥


おおおお勝ったーーーーー！！！



なんと１７人のトップになり、タダ酒タダ飯にありつけたのだー！！


頭上に神棚があったからか‥


「あ～ぁ‥本番前にこんな所で運を使ってぇ‥」

「明日の通しは３５００円分の演技見せて貰うからな‥」

等と、散々憎まれ口を叩かれながらもしてやったり顔でゴチになりました。


まぁ明けて今日、稽古場呑み用に３千円分の酒を買って行き、
何となくチャラにしておいた。


そんな稽古場稽古も明日で最後になった‥


遂にあさってからは横浜・相鉄本多劇場に入る。


ディープでハラハラドキリとする本に
奇想天外な演出が冴えています。

とてつもないエネルギーに満ちた公演になりそうです。


横浜演劇計画2011
北村想をめぐる演劇の冒険
『悪夢くん』

作：北村想
演出：寺十吾（tsumazuki no ishi）


11月
23日（水）18時
24日（木）19時半
25日（金）14時※・19時半
26日（土）14時・19時
27日（日）14時

前売 3200円
当日 3500円

※25日14時の回前売のみ2700円

【ご予約】 ＭＲｃｏ．
０９０ - ２９１６ - １７３９（三村）

場所：相鉄本多劇場
（ＪＲ横浜駅３分）


出演
渥美れい子（青年座）
羽鳥名美子（毛皮族）
石塚義高
松原正隆（tsumazuki no ishi）
日暮玩具（tsumazuki no ishi）
雪港（少年王者館）
今井勝法
碓井雅仁（レトロノート）
中山朋文（theater045syindicate）
水島義人（やまのみず）
松浦玉恵
田中美奈子（横浜未来演劇人シアター151）
木村健三（マシュマロ・ウエーブ）
中原和宏
大西一郎（ネオゼネレイター・プロジェクト）



お話は、昭和レトロを感じながらも、英国ミステリーの様で、現代日本の世相を孕んでいる‥
といった感じです。
DarkでDeepな空気が扉や鍵穴の隙間から漂ってくるようです。

自分も新しい役所なので、人皮ひんむけるといいなぁと思いながら創っています。


是非、観にいらして下さい！！


-みずのしま-