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カテゴリ:古代くま
摂氏-11度の北の大地に降り立ち、雪と氷を踏み締めた。
ジャクジャクッ‥ という氷晶を砕く音が、無鉄砲に過ごした青春当時の青臭い気持ちを思い出す。 どうにでもなる 氷に覆われた道でも、ステンッと転ばずに走り回れた10代の僕。 上京し20代、30代と東京で過ごしてる今、何度ステンドテンバタンと転び倒れ痛い思いをしただろうかな。 なんつって半年毎の帰省の度、詩的センチメンタルに浸ってみる。 ドラマだ。 実に北の国からなのだ。 半年に一度のスペシャル番組なのだ。 んじゃあ、スペシャルとまではいかない自分の日常はどこにあるのだ。 今は東京に置いてきてるのか。せわしないあそこに。 空港に迎えにきてくれた母は相変わらず元気だ。 久しぶりの我が家。 外気を忘れる位にワイキキ気な居間。 ただストーブを焚いてない仏間(祖父母の住んでた部屋)は氷点下に冷え込んでいる‥ 仏壇の前に座り、帰宅報告を父と祖父母、先祖さんにする。 線香よりも、吐く息の方が数倍煙立つ。 再びワイキキ居間に戻り、寝転がると もう空港で感傷的に思ったスペシャル感は消えている。 こんなものだ。 これでいいのだ。 実家に帰ってきて、ゲストでは居たくない。 ただ寝る前にトイレの水をオトス時 (凍結防止の為、タンク内の水を空にし水道管の栓を閉める作業) だけは久しぶりの北の国から3夜連続スペシャル感を感じた。 これで水をオトシ忘れて、朝「したモノ」がしばらく流せなかったらこれまた違ったスペシャルだったが、そんなスペシャルは見たくないわ。 ということで‥ 極寒北海道釧路の晴れ晴れしい冬の日常をノンビリ味わっております。 -みずのしま- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月16日 11時32分04秒
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