やまのみずin秋葉原・レポート2
野間です。先日の山田の日記に引き続き秋葉原レポートを。秋葉原と言えば、そう、メイドカフェですね。メイドカフェも結構な数があるようで、街中には「ぜひとも我が家に帰って来て欲しがるメイド」が沢山います。まぁ、客引きですね。アレンジも様々で、メイドもいればシスターもいるし、女子高生もいれば猫もいます。しかし、メイドかと思ったら自分の自作CDを売っていたりもするので、その行為が個人的な趣味なのか、賃金が発生しているのかを見分けるのが難しい。しかし、私は秋葉原を巡る上で入念に下調べをしていたので、そんなメイドの誘惑には負けません。我々が目指すメイドカフェは、ズバリ「妹系メイドカフェ」。ちょっと意味が分からないのですが、インターネットで調べていたら出会った有名そうなところです。プリントアウトした地図を片手に秋葉原を歩き、発見。小さなビルの中にそのカフェはありました。意気揚々とカフェの前に向かったが、いざ入ろうとドアの前に立つと急にしり込みをしだす一同。意味は分からないが、とりあえず一旦ビルの前まで戻る。かなりビビリってます。相当格好が悪い。しかし、これでは先に進まないので、勇気を持って入り口のドアを開きます。店内には沢山の可愛らしい服を来たメイドさんが。すると・・、メイド『おかえり、何人?』いきなり飛び出したタメぐち。野間『よ、4人です・・』こっちが敬語。なんだこれは。メイド『4人か・・、2、2なら座れるけど、それでもいい?』野間『あ・・じゃあそれでいいです』そう。彼女たちはみな、私の妹なのである。これが所謂「妹系メイドカフェ」なのだ。妹は大体、兄に敬語は使わない。私は「どことなくタモリっぽいな」と思ったが、そこは胸にしまう事にする。しかし、帰ってきた兄に対して「何人?」とはどういうことなのか。まあ「おにいちゃん今日は何人兄弟?」とは聞けないのだろうけれど。瞬時に「グーパー(正式名称不明)」をし、野間・熊脇の眼鏡オタクコンビと山田・水島のおのぼりさん丸出しコンビに分かれます。席は隣でしたけど。店内は結構なお客さんがいました。仲間と来ている人もいれば、1人で本を読んだりポケットゲームをしている人も。女性のお客さんもいます。メニューを見ると、お値段は普通の喫茶店と同じくらい。しかし「妹がその時の気まぐれで勝手に作るドリンク」というメニューもあって、メイドカフェの雰囲気を盛り上げています。するとやってくるメイド。メイド『何飲む?』素晴らしい接客です。私と熊脇はアイスカフェオレを注文。隣の山田・水島もなにやら注文を終えたようで、しばし店内見学。男性4人組の所へランチが運ばれてきました。ハート型のご飯にハンバーグ。もう1人はオムライス。なんという可愛い食べ物でしょう。すると、男性がメイドに「ケチャップで何か書いてくれ」と要求。メイドは『良いよ、何描く?』と即諾。ちょっと聞こえ難かったのだけれど、キテレツ大百科のコロスケを注文したようである。結構楽しそうにケチャップで絵を描くメイド。出来上がりは全くコロスケには見えなかったが、みな満足そうである。私としては、その「お絵かき」に料金は発生しているのか否か、それだけが気になります。ふと、カウンターの上に目をやると、「妹とゲーム、3分500円」一時間1万円です。実際そんなに金を取る妹がいたら、お兄ちゃんはきっと悲しい。ゲーム内容はUNOやトランプ、オセロなどなど。3分で決着がつくのかどうか疑問が残ります。勿論、秋葉原一臆病な我々は、そんなゲームに手を出せません。そうこうするうちにアイスカフェオレが。メイド『はい、ガムシロップいる?』野間『あ、ああ』熊脇『はい』少し兄貴ぶってみます。熊脇はまだ、兄にはなれていないご様子。山田・水島のところにも注文が届いたようで、なにやらカラフルな飲み物が・・。どうやら彼らは気まぐれドリンクを注文したようです。おのぼりさんチームは、すごい勇気がある。メイドがなにやらそのドリンクを説明しています。赤や黄色と、いかにも甘ったるそうな色合い。ちょっと貰ったが、やはり甘ったるいお味。しかし山田も水島も「すっごい美味しい。すっごいお得」と、妹のお手製ドリンクにご満悦。やや、胃の意見を押さえ込んでいる感じがあるが。しばし、飲む行為に没頭しているとメイドさん・・いや、私の妹が話しかけてきました。メイド『テニプリの誰某に似てるよ』野間『ん?・・誰?』メイド『テニスの王子様のミュージカルの手塚(?)をやった人』野間『(熊脇に)誰?』熊脇『メガネをかけた人かな』メイド『似てるよ』野間『お・・・おう、そう?それじゃ、家帰ったら調べてみよう』そして去っていく私の妹。熊脇曰く『まあ、誉め言葉なんじゃない?』そうなのだろうか・・。家に帰って調べてみたけれど、性別以外似てはいなかったです。店内は、結構な回転振り。お客さんが途絶えることがありません。ドアの外には、結構な人が待っているようです。ドリンク一杯で粘るのも悪いので、ここでお会計。会計を終え、出て行くときに。「行ってらっしゃい」との声。ここは、私たちの家だったのです。こうして、やまのみずメンバー初のメイドカフェが終わりました。「妹系」なだけあって、主従関係ではありませんでした。初戦にしては、やや難易度の高いところを選んでしまったようです。しかし、メイドさんたちは可愛らしい人ばかりだったので、きっと良かったんです。ここ以外にも、まだ見ぬ「我が家」が沢山あるわけで。私としては、他の「我が家」にも行ってみたい、と思いましたとさ。