30の話。
昨日、ついに30歳になりました。27歳頃から着々と近づく30歳の足音に気付き始めていましたがその瞬間は意外なほどあっさりと訪れました。今、私は演出助手としてついている公演の真っ最中で誕生日当日ももちろん公演日でした。公演の最中、もしくは稽古期間に誕生日を迎えるとそのカンパニーから祝福されるということが、ままあるので私はあまりおおっぴらに自分の誕生日を言わないようにしています。しかし今公演中のカンパニーとは大学時代からの付き合い。30歳になった今、10年来の付き合いになりました。したがって誕生日など言わずもがなでバレている状況。僕はかなり警戒して劇場に向かいましたが、見事にまんまと舞台上で祝っていただいて、30歳初日にして通常とは違う汗をかかせていただきました。まあでも節目の誕生日なのでこれくらい派手に祝ってもらえてむしろ本望だったと30歳2日目にして思ったりもします。さてそんなお祝いモードから一転し公演を終え、ロビーを見渡すと、どこかで見たような顔。あ、水島だ。ということで話しかけてみると、「おめでとう」となにやら大きい袋を渡してきました。僕はすっかり公演前のお祝いで誕生日モードを終えていたので一瞬なんのことかわかりませんでしたが、それが誕生日プレゼントだと気付きありがたく受け取りました。帰宅後に開けようと思い袋はそのまま持ち帰り、家の前に着いたとき、扉の前に不審物が。しかしこれはすぐにプレゼントを気付きました。なぜならそれが私の大好物「ライフガード」1箱だったからです。このプレゼントは実用的で実に嬉しかったです。これは水島にもらった袋の中身も期待できると家の中に入りその袋を開けてみると……どピンク。それ以前にバスローブって。。。30歳というと、まあ大人なイメージですが、もう30歳を一年ほど経験している水島なら30歳にバスローブが必要かどうかわかりそうなものなのに…。いや、もしかしたら30歳を約一年を過ごしての結論としてバスローブが必要だと判断してのものなのか、今日から一年を通して見極めて行きたいと思います。祝ってくれた皆さん、メールやプレゼントをくれた皆さん、どうもありがとうございました。 KUMA