|
カテゴリ:富士の自然
去年つれあいが家のそばで見つけた。 なにかの動物のウ○コじゃないの~? そんなの拾って来てどうするの~? しかしつれあいはこれはトリュフだと言って疑わない。 図書館で本まで借りてきた。 しかし悲しいかな。 トリュフなんて食べたことがないからわからない。 匂いだってクンクン嗅いでもあまりしない。 写真撮影のあとは確信が持てないまま テーブルの上ににごろんと放置されることになった。 2~3日すると「それ」はだんだんと存在を主張しはじめた。 「ん?」なんだか・・匂いがする。 1週間たつと紛れようもない、家中にただよう強い香り。 本では1週間はいた靴下のような匂いと表現していたが、 そんなにひどい匂いじゃない。 かといって決していい香りというわけじゃない。 強いて言えば、1週間はいた靴下をそのまま洋服ダンスに放り入れ、 1~2年忘れてしまったためにあの足の匂いは薄れ、 そのかわりにこもったようなカビ臭さが添加されたような・・ どうにも表現できない、 首を片向け、困った顔をして思わず顔を見合わせたくなる香りだ。 つれあいはトリュフ入りオムレツを作って食べてみた。 「ふ~む これがトリュフか」とわかった顔をしている。 その日から3~4か月後の去年のクリスマスに 近くのイタリアンレストランでディナーを予約した。 コース料理の一皿にトリュフが乗っていた、 申し訳程度の黒い皮みたいな小さなかけら・・ 食べてしばらくは口の中にあったけど ボーイさんが見てないところで出してしまった。 ごめんなさい。シェフさん。 お育ちがお育ちなもので、どうにもお口に合いませんわ~。ブヒブヒッ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.17 10:25:51
[富士の自然] カテゴリの最新記事
|