富士の麓便り

ビーパルのバックナンバーをパラパラと読む。

この本の中でダントツ面白いのは
野田知祐さんの書く「のんびり行こうぜ」だ。

そのエッセイから・・・
四万十川ブームが始まった頃　地元の人たちは
「カヌーでいくら人が来ても
　その人たちは金を落とさないからわしらには関係ない。
　川がいくらきれいでもそれだけじゃ食えない」
　と言っていた。

でも美しい四万十川を一度下ると
ほとんどの人がリピーターになり
川沿いの道をバイクで、自転車で、
または歩いて楽しむ人が増えた。
川にまったく関心がない人でも
四万十を見るというためだけに来るようになった。

そして清流として四万十の神話ができた。
その結果大勢の人が食っていけるようになったそうだ。


そうかあ。そうよね。
私達のような貧乏人の軟弱カヌーイストでも
大好きな湖の美しさを伝えたり守ったりすることで
役に立つかなあ。


・・ということで、
●2006年6月3日（土）第5回　本栖湖クリーンアップ
　が行なわれます。
　みんなで本栖湖の湖畔、水中の掃除をします。
　参加は自由。多くの参加を御願いします。


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日本の川を旅する 野田知祐
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