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カテゴリ:感動したTV・本・映画
青空(フリー素材) 今日は死ぬのにとてもいい日だ」 ナンシー・ウッド 生きているものすべてが わたしと調和している すべての声がわたしと歌をうたっている すべての美がわたしの目の中で休もうとして来る すべての悪い考えは立ち去っていった 今日は死ぬのにとてもいい日だ わたしの大地はわたしを穏やかに取り囲んでいる 畑には最後の鍬を入れてしまった わたしの家は 笑い声に満ちている 家に子供たちが帰ってきた うん 今日は死ぬのにとてもいい日だ * * * * * ナンシー・ウッドの詩をのせてみました。 トップページに貼付けた自分の愛読書を見て どうも私は先住民族に引かれるらしい ということに今頃気がついた。 情報化社会は便利だけど 反面、恐怖や不安を作り出しているように思える。 毎日毎日流れる保険の宣伝や暗いニュースは 万一のことが起こった時の恐怖を わざわざ連想させてくれる。 事故の恐怖、病気の恐怖、老いる恐怖 そして 死の恐怖。 自然の中で、1日や2日じゃない もっと長いキャンプをしたりすると 心の中の澱のようなものがだんだん沈んできて 澄んだ心の表面に湖や空が鏡のように映し出される。 あっ、これこれ・・ 自我のおしゃべりがなくなって 心に広がる充足感 幸福感。 やっと本当の人間にもどれた気分。 もともと人は自然の一部だってことを 再確認するという感じ。 先住民族の詩は そんな感覚を思い出させてくれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.26 11:28:00
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