Der ehrliche Pfeil - Spur einer Reise

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• いそがしい～～

  お稽古をしていなければならない時間帯なのだけど、歯医者帰りで麻酔が効いているのかすっごいだるい。夜はまた仕事なので、1時間でもゆっくりするかぁ。と大道具を横目で見て見ぬ振りです。先週右下の歯を治療して（やっっっと重い腰を上げて問題だらけの歯の治療に踏み切った。一回始めるとリズムになってまあ行けるもんですね）、麻酔がまだかかっているところにご飯をがっついたら腫れた唇を自分で噛んで（しかも3回同じ場所！）その後そこはまんまと口内炎に！！その口内炎が治らないうちから今日は逆側に麻酔。さっきお茶を飲んだら感覚がなくて口が閉まりきらず、だらだらとよだれ状に垂れてました…ひぃ。今、何か食べたらまた絶対噛むよな。そして間違いなく口内炎コースだよな。うーん。でもポテトチップス食べたい…（またアンタ口内炎にしみるモンを…）そのほかにも、つぶしたら明らかに「ピュッ」と白い芯が出てきそうなニキビがアゴにあったり、また右目の内側半分のまつ毛がまた抜けてきたり、順調に体が疲れてきているのをここまで目の当たりにするとちょっと面白くさえある。体はアレだけど、今日に限っては精神的には悪い気分じゃないんだよね。前は体がおかしいと連鎖反応のように落ち込んだりしてたんだけど、気持ちのコントロールが前より出来るようになっているのかしら。まあ、24の女ですからね。やらなきゃいけないことも沢山あるだろう。日本で社会人やってる友達なんてもっと大変なものだろう。ぶちぶち言わずにストイックに毎日過ごしたいですね。

  2006年11月21日

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• カオス

  最近いろんなことがありすぎて…混乱。自分の頭の中の整理も兼ねて箇条書き。・10月末のイタリア遠征（国際コンクールだったのでした）ではうまくいって2位（1位なし）とドビュッシー特別賞を受賞・嬉しい気持ちで帰ってきたが、今月末にもまたイタリア遠征だという事実・タマ氏と完全離縁（夫婦か？！）　今度こそホント。もう連絡とることもなくなってしまいました。・そしてまさかの全身蕁麻疹、再び　救急病院デビュー・処方されている薬が強くて頭がじんじんそんな最近。これ全部ここ二週間くらいの話。耐性弱くなってるなぁ。またきちんと書きます。

  2006年11月09日

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• Click!

  映画ついでにこないだひっさびさにちゃんと映画館で観た映画のことも書いておこう。タイトル。怪しいウィルスとかではありません。私が唯一「ファンなんです☆」と恥ずかしげもなく宣言しちゃっている彼、アダム・サンドラーの新作映画。彼自身もプロデュースに参加してるんだけど、アダム氏の出る（つくる）映画は毒のないあっけらかんとした、それでいてなんとなくじんと心に残る笑いがあるのが好き。もちろんアメリカのコメディーなので、きわどい笑いも多々出てくるんだけど、決して不快にはさせないというか、一線を越えてしまって下品というランクにはならない、というのが良いと思う。（おっと熱が入ってまいりました）ストーリーは、仕事が忙しくて家族サービスをする時間もないパパ（アダム・サンドラー）がひょんな事から「時間を自由に操作できる」その名の通りユニバーサルリモコンというのを手に入れて・・・・という感じ。奥さん役の人がCGですか？！位の勢いで整った顔立ち＆子供役のちびっこたちが可愛い！そこに私の好みド真ん中突いてくるアダム氏でしょう。ふう・・・（興奮中）ただのミーハーに成り下がる私散々笑わせて、笑わせて（腹よじれましたよ）、でもほろっと泣かせるそんな「THE・エンターテイメント」映画。アダム氏の贔屓目もたっぷり入れて、☆みっつ～～～～！

  2006年10月21日

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• Pirates of the Caribbean

  あまりにも疲れてとりあえずソファーから動けないので、勉強はとりあえず置いといてDVDに走ってしまった…カリブの海賊。第二弾ではなく、今更第一弾の方を観た。いや～、海賊ものとか好きじゃないんですが。斬り合いとか苦手だし。でも、なんていうの？ジョニーにやられた。オキャマのような動きが非常に気になる。彼、優秀な俳優さんなんですねえ。こういう汚い役、似合うな～！内容は、血嫌いの私でもわりと余裕を持って見てられるくらいの程度の戦闘シーン。ディズニーだからかしら。まんまと第二弾が観たくなってしまったよ…10月末でもまだ映画館でやってるかなぁ。この映画は賛否両論だったらしいという話を聞いたけど、私的に全然アリね。LOTRではオーランド・ブルーム様にやられた私だけど、この映画はやはりジョニーでキマリだ！！映画の中で、海賊が合言葉のあいさつみたいに「ア～～～～イ！」と掛け声をかけるのがすさまじく格好よかった。海賊…男のロマンだぜ…

  2006年10月20日

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• 一日が早い

  最近日にちが過ぎるのがとみに早いなぁ…充実しているのか、これは？1週間が過ぎて、ああまた過ぎちゃったよ、やべえ…と焦る日々。今日はこの間亡くなった祖父の誕生日だ。生きていたら80歳だなあ。彼が天に召されたとき、私は近くにいなかったので、なかなか「命日」というものがピンときにくいんだけど、亡くなった人の誕生日というのは祝うものなんだろうか。それともやっぱり今からは「命日」のほうに重きを置くものなんだろうか。人に聞いてどうするって話でもないけど、そういうことをぼんやり考える。日本の母親（祖父の娘）、今日は落ち込んでるだろうな。ひとが亡くなってカタチがなくなるって、こういうことなんだな。と思う。すべてがときと共に過去形になっていくんだなあ。

  2006年10月19日

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• 運動不足！

  生徒に45分お稽古をつけて、その後立場逆転で自分が生徒となって教授のお稽古を2時間半みっっっちりつけてもらった後、背中が痛くて痛くて我慢できず、重力から逃げるようにしてプールへ。いやはや、夏は他のアクティビティに夢中ですっかり水泳をおろそかにした結果、およそ3ヶ月ぶりくらいであろうか。なんと時のたつのがはやいことよ。そして予想どおり、3ヶ月泳いでなかった私の体はたるみ切り、１Km泳いだ時点で息がぜいぜいする始末。くそう…不本意。でも、ここで変な闘争心（しかも自分のなかだけという小さいスケール）を出して無理をすると絶対に後で風邪ひいたり余計に背中が痛くなったりしてアダを見るよな、と思ったので、今日のところはこれくらいから…と１Kmでやめて出てきた。徐々にだよ…今日はまだ徐行運転。来週の遠征までにあと1回は時間を作って行きたいな。やっぱり水の中はほっとするのであった。でも夜のプールはやっぱり嫌だと再確認。なんか、仕事帰りでまだ仕事中のアグレッシブさが残ったような職業戦士（たるものがドイツにいるかどうかはともかく）が同じテンションでガツガツ泳いでて、邪魔なことこの上ない。ひたすら無になって泳ぎたいのに、わしわし泳ぐほかの大勢の波が来てうっとうしい。次はいつものように朝行こう。起き抜けのプール2Kmコース、気持ちいいんだな～。しかも朝のプールはじいさんばあさんの社交場。時の流れ方が全然違うんですよ。年の功かね。体重3キロ落とさなきゃ！！体重計に乗ってみて（ririさんにアドバイスを頂いた。事実をしっかり自分の目で確認するべきだと。さらばくさい物にふたをしていたここ数ヶ月）、そして衝撃を受ける。てえへんだ！

  2006年10月16日

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• がっくり

  母と電話で話してて、さらっと言われた「今年はやっぱり行くの無理だわ～」父、母、妹はドイツの我が家へ来たことがあるのだけど、何故かいつも一人ずつ。弟に至っては、ドイツに来たのにうちにも来ず。私もいつまで此処にいるか分からないので、広い家に住んでいる今のうちに家族皆でドイツに来よう！という計画が水面下で進んでいた…と思ってたんだけど、けっこう張り切ってたのは私だけだったらしい。弟「彼女に会いに外国へ行くので時間なし（彼女留学中。けっ）」に始まり、やっぱり家族全員で、しかもクリスマスど真ん中に移動という計画じたいにムリがあったのは認めるが…う～～～ん。残念。それなら「ドイツに皆で来たらあれしよう、何処行こう」なんて計画話で私をぬか喜びさせないでほしかった…というのは我侭？？がっくり。日本の家族と一緒にこちらのクリスマスを祝えるという想像がステキすぎて、先走りすぎたか…ワタシ。軽く裏切られた感さえ感じつつ母との電話を切っちゃったよー。ああ。家族と祝わない欧州のクリスマス、寒いんだよね…（今まではタマ氏が来てたし…）怖いなぁ。これからの時期。冷たくなってくる風に恐怖さえ感じております。まあ、今年も焼くであろうクリスマスクッキーのこととか、多分友達数名と食べるトリの丸焼きのことでも考えて這い上がるか～。あ～明日からまた月曜日。ブルーマンデーだ…。

  2006年10月14日

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• 再会

  小学校時代のクラスメイトが仕事関係でドイツを回っており、なんとピンポイントで私の住む街にも一泊するという連絡を受け、ドイツにて再会。小学校の時は一学年一クラスで6年間クラス替えがなく、更にエスカレーターで中学校にも上がったので、ほとんどが9年間顔をつき合わせていた子たちだけあって、未だに連絡が途切れそうで途切れず。中学校卒業以来進路はばらばらになったものの、2年前に小学校の同窓会で再会してからまた連絡を取り合うようになって今に至る。あの時サッカーボールにしか興味がなかったあの子が仕事でカッターシャツなんか着てドイツに来るんだぁ。と、それだけで感慨深い。しかも、地元で有名な和菓子屋さんの栗饅頭（私の大好物）をそっとお土産に持ってきてくれる辺り、やさしくされ慣れていなくて少々やさぐれている私のハートをわしづかみ。皆さんオトナになっていくんですなぁ…しかし驚いたのは、「あいつが今は何してる」「あの子は今東京にいる」等の昔の話題に加えて「あと3年くらいで結婚したい」などという発言をする元クラスメイト。そうか…そんな年頃か…ちゃんと大学も卒業して、それから語学留学なんかもしてサックリ就職して、家の会社を継ぐことも決まってる彼のような子は、そろそろきちんと付き合う人も決めて結婚というステージに進みたいなんていうビジョンをもつのがまあ妥当なんだろうなあ。それにしてもケッコンなどという言葉が割りとしっくりはまってきているのに驚いた。ふふふ。更に、「奥さんには家にいてほしいなあ。僕が稼いでくるから、美味しいご飯を作って待っててほしい」的発言を初めてナマで聞いてしまった！まだまだそんな人っているんですねえ。ふふふふ。まだまだ私は学生だーい！そんな彼と、今度日本に帰ったとき、私の友達も一緒にご飯などを食べる約束しちゃったよ。いい子だから誰か紹介してあげたいなあ。と、あくまでも他人事（笑）がんばれ社会人！

  2006年10月12日

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• ネッカー川探訪

  約1年ぶりに、ドイツでの心の友コッコを訪ねてテュービンゲンという街に。ネッカー川沿いにこぢんまりとまとまった、学生の多い小さい街である。大きな駅で乗り換えて、RE（鈍行列車）に1時間がたがた揺られながら森の景色などを堪能したり船をこいでみたりしてる間にあっというまに到着。水のある街。やっぱりステキ。1年前はここでSchneechen姉さんとも会ったんだ～。懐かしい。今日はなんとかアルバイトも休んで1泊できるように予定を合わせたのだけど、良かったな～。久しぶりにゆっくりと休めた気分。お昼15時に到着して、コッコに会うやいなや挨拶もそこそこに「天気が良いうちにビールを！！！」と、ネッカー川沿いのビアガーデンに直行。この日は本当に天気が良くて、秋晴れの屋外テラスで暖かい風を感じながらビール！ビール！！パラダイス。年齢も同じ、地元も近い、同じ年に渡欧ということで不思議な縁で今でもつながっているコッコとは最近めっきり会えなくなったけど（彼女が引っ越したから）、本当につながるべき人とはどんな形でも縁が切れない。二人で会ったときにはとっても美味しい食事をしよう！というのがいつしか暗黙の了解になっていて、今回もビアガーデンで夕食の献立を相談。彼女のドイツ人ルームメイトでベジタリアンの友達も一緒に食事が出来るように、ナベをしよう！ということに。ベジタリアンだが鶏肉は食べるらしい…ということで、鶏つくねも投入。ドイツには鶏のひき肉が売っていないので、鶏胸肉を買ってきて、家でつぶす。あとは白菜、長ネギ、にんじん、きのこ、豆腐と野菜たっぷり。即席味噌ちゃんこ鍋にルームメイト感涙。付け合せは、わかめごはん。あああ幸せ。そして更に飲む。今日のお酒は、ナベに合うかどうかはともかく…この時期にしか飲めないNeuer Wein（Federweisser）。新しいワイン、という意味で、ぶどうジュースからワインになる過程の今まさに発酵中というまだアルコール分が少ないワインのこと。まだ甘味が強くて、ほとんどアルコールは感じません。がぶがぶいける。ドイツでは本当はこのNeuer WeinとZwiebelkuchen（玉ねぎケーキと訳されるけれど、実際玉ねぎのキッシュのようなパイ）を一緒に食べるのが旬なのです。ナベ食べて、ワイン飲んで、デザートも食べた後はこうなったらとことん贅沢三昧！ということで、映画館へ。ずっと観たかったいとしの彼の映画、観ちゃいました。（詳細は次の日記）安い贅沢だけど、これ以上の安らぎはないね。リラックス。行きたいときに映画館にさえ行けてなかったんだわ、と気づいてそれに愕然としてしまった。なんと1年以上ぶり。映画から帰ったあとは、たわいもない話でまた盛り上がり、オンナ二人の夜は更ける。次の日は、朝からMetzingenというところにある大きなアウトレットモールを覗いて帰途に。友達、映画、食事、お酒、お買い物。凝縮された幸福でした。

  2006年10月10日

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• 若干回復

  体がなんとなくおかしいことは分かったけど、なんとなく熱も出なくてなんとなくしんどいながらも動いたりしているうちにリンパ腺の痛みはじょじょに引いていった。フー良かった。ただ、胃が常に少～しキリキリっと痛むのと、ちょっときつい匂い（香水とか）をかいだだけですごい胸焼けに襲われてしんどくなるのが気になるので、もうちょっと様子を見て治らないようだったらいよいよホームドクター登場か、という模様。こころが何かにぐっとプレスされているような感じが続いているのがあまり気持ちの良いものではない。何か言いたいんだけど、何を言えばいいのか分からなく、？？？という状態で時間が過ぎてゆくっという、まあ停滞状態である。ここから脱するには大道具なり勉強なりで前にすすめっと思うが、やっぱり体が資本なのであって、健康な体でない時にはそれもコントロールしづらいのでいけない。結局は、健全な精神と健全な肉体はリンクしているということですかね。最近2ヶ月ぐらい泳ぎに行けてないなぁ。元気になったら行こう。のりちゃんがアドヴァイスしてくれたように温泉に行きたいな。バーデンバーデンの温泉プール、行きたいな。

  2006年10月03日

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• 体調不良

  夏を一気に泳ぎ切ったアダなのか…新学期を目前に控えた今、体にがたがきているもよう。ここ1週間ほど嫌な胃痛に悩まされ、もともと胃痛持ちではない私にはなんとも不快な数日を過ごしたのち、昨日あたりからぐりぐりと喉モトのリンパ腺が腫れてきた～。慢性扁桃炎持ちだった数年前まで、喉が痛くなってくると内から（扁桃腺）そして外から（リンパ腺）勝手に触診し、「あと3日ってところか」とヤブ医者もびっくりするくらいのアバウトさで発熱までの日数を割り出したりしていたのだが（またこれが当たるんだよね。自分の体は自分で管理ってことか）、扁桃腺を切ってからすこぶる体調のいい自分、調子に乗ったか…扁桃腺はなくなったけど、リンパ腺はなくなってませんから節々が痛いなぁ…今回の発熱まで…2日？？扁桃腺を切っちゃってから、どうやら自分の発熱、風邪引きのメカニズムが狂ってしまったらしく予測不可能に…。でも一番問題なのは、風邪を引いてもじっくり寝ていられない自分。そわそわ。バカだなあ。情緒不安定。

  2006年10月01日

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  久々DVDナイト

  ここ数ヶ月、夜は仕事ばかりでひとりで落ち着く時間がなかったのが現実。アクティブに動き回る毎日は性に会っているけれど、たまには落ち着いて一人の夜をまったりと楽しめるだけの想像力と感性も養わないと、とか思う久しぶりの休日（世間は平日）。ま、想像力だの何だの抜かしながら結局行き着くところは夕食を自分で作ってDVD鑑賞だったりするのだけど。ははは。Fun with Dick and Jane重役に昇進したばかりのDick（ジム・キャリー）、家庭も順調で順風満帆かと思いきや、会社が突然の倒産。生活は苦しくなるが新しい仕事が見つからない彼、ついに妻（テア・レオーニ）と一緒に強盗を計画・・・ジム・キャリーとテア・レオーニ（Spanglishでアダム様の奥さん役だった彼女）がイイ感じの夫婦を演じてた。ジム・キャリーは相変わらずだったけど、テア・レオーニもまったく引けをとらないはしゃぎっぷり。笑いのセンスが一緒なんだろうな。期待を裏切らない爽快な馬鹿馬鹿しさ。わりと好きです。音楽がけっこうステキだった。好み。スタイリッシュ。The Perfect Manシングルマザー（Heather Locklear）と娘二人。母親は男と別れては違う都市に引越しを繰り返す。それにほとほと嫌気がさした反抗期の長女（Hilary Duff）は今度こそ一つの場所に留まれるようにと、架空のThe Perfect Manを演じる・・・これもまた軽かった～。最初から分かって借りてるんだけど。また、ヒーロー役がChris Noth。そう、SATCのMr.Big。（こう言ったほうが認知度高いって・・・どうなの）映画の内容はともかく、ヒラリー・ダフってこんなぽっちゃり系だったっけか・・・Mr.Bigは相変わらず渋く、ヒラリー・ダフの相手役だった男の子がけっこう好み。どちらかというと、最初のジム・キャリー映画の方が好きだった。というか、最近いかにもこてこて爽やか恋愛モノをどうも斜めに構えて観てはバカにしてしまうのです。すさんでるのか・・・・私よ。せめて体には栄養補給。まだ発酵中のNeuer Weinと顔パックで今週も無敵！

  2006年09月27日

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• トナカイ王国

  17日間におよぶ巡業の旅から戻ってまいりました。日中はお稽古もしくは移動、そして毎夜開催される寄席と、過酷なスケジュールではありましたが…一番しんどかったのは、一日24時間誰かと常に一緒にいることしかも2週間半。5年の一人暮らし歴は、私の心理に様々な光と陰を落とした模様…（オーバー）こうして人間の柔軟さって失われていくのかしら…若い巡業メンバーが、キャピキャピ騒ぐのに舌打ち（心の中で）しながら硬派ぶってました。そんな私をときめかせたのは、相変わらず多かったトナカイたち。今年はラップランド地方、夏の間に十分な雨が降らなかったらしく、山のトナカイの食料となるキノコが育たなかったらしい。そんなわけで、続々と人里に下りてきているトナカイの群れにそこここで遭遇しました。街と街をつなぐハイウェイ（と言えば聞こえはいいが、まあぶっちゃけ信号もない山道）で2時間車をぶっとばしても対向車に一台も出会わない、あ、遠くからこちらへ向かってくるのは…やっと対向車だ～～！と思えば、道の真ん中を悠々と闊歩するトナカイさま。本当にそんな感じでした。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、そしてロシア全土に散らばるといわれるラップランドの人口は、約5万人。トナカイの数（トナカイ口？）、フィンランドだけでも35万頭。もはや誰のための国なのかワカリマセンね！！旅行記、ぼちぼち書いていきます。

  2006年09月17日

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• 待ってろトナカイ

  3回目のラップランドに出発。この時期は、ちょうどラップランドの短～～い秋、紅葉の時期なんだけど、今年はかぶるかな～。もう雪が降っているらしい。3年前、紅葉の中に雪が降るラップランドを体験したけど、それはもう綺麗でしたね。今年もそうだといいなぁ。と思いつつ。あ、そろそろオーロラも見えると思われる。う～ん、ちょっと楽しみになってきた。ちなみに、今もう気温はマイナス5度くらいらしい。ひぃ～。ダウンジャケット、入れました。トランクが小さすぎたので、友達に圧縮袋貸してもらっておいてよかった～。しかし何が嬉しいって、実際大道具のお稽古もあまり出来ていないし、夜行列車でラップランドに到着したその日の夜にはもう巡業が始まるしで焦る要素は十分にあるけれど・・・仕事（バイト）へ行かなくてもいいのが嬉しいぞ！！！！ここ見てるかわかんないけど、Aさんあとは頼んだ。トナカイ肉買って帰るからぁ～～ん。（甘えてみた）あと、目標はこれ以上太らないこと・・・・最近、全身鏡でハラマキ肉の本格的な増加を確認してはへこむ。どうせなら、過酷な巡業でついでにダイエットも！という欲張りな企画。多分ムリ・・・痩せるのはムリでも増やすのは避けたいもんだ。そんなこんなで行ってきます！

  2006年08月30日

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• 北極圏耐久巡業旅行

  30日から2週間の寄席巡業旅行。 行き先は、ずばりフィンランドはラップランド地方。 ラップランド地方とは、スカンジナビア半島北の部分で北極圏。夏の間には太陽が沈まず、冬の間には太陽が昇らない時期のある地域を北極圏(北緯66度33分以北)と呼ぶそう。 我がプロフェッサー・サンタ率いる彼の生徒5人（私も含め）が2週間寝食を共にし、毎日車で北極圏を駆け回り、生徒は毎晩コンサート、そして教授は趣味の写真を撮ることに勤しむという、どこまでも教授にだけ優しい企画がこの演奏旅行の全貌であります。 まずドイツから飛行機でフィンランドの首都・ヘルシンキへ。更にそこから夜行列車で北極圏の入り口へ。 木曜日の朝に北極圏入り、その日の晩には最初のコンサートという過酷な日程・・・ さて、水曜の出発を前に、今回同行するメンバーのひとり、Vanessaから電話が。 受話器をとるなり、 「やまん！あんた、一体今まで何してたの？サンタが、あんたにだけ連絡とれないって言ってたんだけど。」 と怒られる私。 何してたってバカンスとバイトですよ。でもそんな事・・言えやしない。だから、 「や、ちょっとヤボヨウ・・・むにゃ・・」 とごまかす。 なんせ私の連絡不精ときたら（不精なのは教授にだけ）7月の卒試以来サンタとは音信不通というずぼらっぷり。 どうやらVanessaによると、サンタ教授から手紙が来たらしい。 このネット社会に、手紙。それだけでもオモシロイのに、内容がまたぶっ飛びでした。 以下内容は意訳↓ 「Vanessaへ 君達に全然連絡が取れないので、手紙を書くよ。 僕は今、妻と共にすでにフィンランドにいます。 ということで、君達は勝手にヘルシンキまで来るように。そして夜行列車に乗ってくれ。 遅くとも、夜行列車がラップランドに着く頃には電車の中で合流します。食堂車で会おう。 ラップランドは雪が降っているので、コートを持ってくるよう。しかし一番大切なのは、やはり音楽的な準備だがね。ふぉっふぉっふぉっ それと、体操服も忘れないように。僕達のためにスポーツアクティビティが用意されているらしい。 あ、それからVanessaとYamanは運転免許証も忘れないでネ。 それではラップランドで会いましょう。 サンタより☆」 ・・・・そして同封されていたのは、生徒の人数分の夜行列車の切符。 　 何ですか？！ 私は当たり前のように、教授もドイツから一緒に飛ぶんだと思ってたらオマエはすでにフィンランドにいると？ 夜行列車の食堂車で合流ってナニ？007もびっくりしますわ。読み終わったあとの手紙、今にも爆発しそうやないか。 更にラップランドが雪降りなことより、体操服持参が義務付けられてるこの有り得なさ。 毎朝走りこみでもするのかい・・・？これって、演奏旅行ですよね？合宿じゃないですよね？ ほんでもって、私若葉マークですけどいいのね？皆、私に命を預けるとはお目が高い。 あの似非サンタクロースじじい・・・フィンランドのサンタ村へ里帰りか？！最近おとなしくしてたと思ったら、やっぱりまだ現役だ。 旅行が始まる前から私たちを振り回す気満々らしい。 3回目のラップランドツアー。 1回目は最年少、2回目は私もまだ20歳。しかし今回は見事に私が24歳にて最年長、そう、座長です。 メンバーも21歳のドイツ人・ポルトガル人、19歳のチェコ人、なんと16歳の韓国人、そしてサンタと私・・・ 濃い、濃すぎる 波乱の匂い・・・・・ 摂氏35度のスペインから、一気にマイナスの北極圏へ。その温度差40℃。 とりあえずラップランドに着けるのか・・・・つうか教授と会えるのか？ 座長いきなりの危機！ねえさん、大変です・・・！

  2006年08月29日

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• 肌荒れ注意報

  連日連夜、がんばっております。バイト、その後なんだかんだでほぼ毎日飲み、そして朝起きられないので朝食なしという不摂生の所為か・・・・肌荒れ。あごの下に、もうにきびとは呼べないような吹き出物、いや「おでき」が存在感を主張中。更におでこやこめかみにもプツプツ・・・いやぁ～～～。おできって、へこみますよね。雨つづきで天候もおかしいせいか、なんだか肌もかさつく。そして、今パソコンをする手をふと見てびっくり。手に年齢が出るとはよく言ったもので・・・・何、この黒ずみ？！どんより色がにごっていて、さらに細かいしわが増えている自分の手に驚きました。手をつかう商売だけに、手だけでも若くありたいもの。ドラッグストアでコエンザイム入りのハンドクリーム買おうか・・・・なんだか低空飛行・・・・

  2006年08月27日

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• オミズ的労働時間

  私はアルバイトとして接客業をやらせていただいているのであるが、ココ最近すこぶる仕事が忙しい。バカンスにも行ったし、そこで己の湧いては湧いてはきりのない欲望に負けて買い物しまくったし、帰ってきたら来たで来週からツアー兼講習会でまた費用がかさむし・・・働かなければならない理由はいくらでもある。しかし、しかし・・・・週6連勤、2日休んでまた5連勤、そしてその次の日にはもう北極・・・・なんて、おかしくないかい？まるで日本のサラリーマンじゃないか。甘い戯言だと言われるのは覚悟の上で、せめてウェブ上だけででも愚痴ってみよう。丸一日働きづめってことはないし、全然複雑な仕事ではないんですが、この連勤攻めで自分が何を感じたかって、「私、サラリーマンになれるのかしら・・・」芸術という自分のやくざな仕事柄のせいか、毎日同じ時間に同じ場所へ向かい、決められたノルマをこなして同じ時間に帰宅したら1日が終わってる、なんて生活をしている日本の職業戦士の皆さんに本当に頭が下がる思いだ。でも、自分は接客がキライではないかもしれないことにも最近気づいた。接客のプロであるのりちゃんにいろいろ話を聞きたいもんだ。それにしても、朝起きてパソコンして、昼間に買い物とかお稽古とか、パジャマのままでぐだぐだやって、夕方になってから風呂に入って化粧して店に向かって、仕事が終われば街はもう寝静まっておる。まるでオミズの御姉様のよう。仕事の後に我慢できずに飲んじゃったりすると、もう次の日の起床時間はお昼前・・・・ますますオミズ！目標起床時間8時・・・・北極出発までの猶予はあと1週間。1日1時間ずつずらしていく計算、達成なるか？さて、只今午後2時半・・・いまからまた化粧です。

  2006年08月21日

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• 旅の後のジレンマ

  1週間のバカンスから無事帰ってまいりました。いや～～～、楽しかった。久しぶりに大道具とまったく関係ない旅で、美味しい食べ物と美味しいお酒、文化と太陽と青いう海の恩恵だけを享受しまくった数日間。しあわせ、そうしあわせでした。旅の話はまたじっくり振り返るとして、暖かい南国から再びドイツの空港に降り立ったときのショックといったら。厚い雲、小雨、8月中旬とはひっくり返っても信じられない気温。太陽はすでにドイツを見放した感さえあるこの雰囲気。道ゆく人はすでにジャケット着用。1週間南国の太陽に甘やかされてきた私にさすがのイモ国、この仕打ちとは････あ、甘くねぇな････（動揺）帰ってきてからはやる気も出ず、とりあえず仕事だけはこなしながらもなかなか日常に戻れない日々。というか、戻りたくないという気持ちが問題かい？？しかも、話がしたい人とはこれまった見事にタイミングがすれ違ってばかりでもううんざり。メッセンジャーで話そうと言っていたので、微妙にじりじり一日中待ってみるも振られる。「ごめん仕事で出てた！」のメールが来たころには私が仕事。次の日、私がちょっと留守にしてた間に「今オンラインなんだけど･･･」とメール。もちろん私の帰宅時にはタイムオ～バァ～～。さらに今日も、私が子供のレッスンで出かけているその3時間の間に、「今オンラインだったんだけど････もう帰ります」と。ノゥ～～～～～～～！なんかさ････黒い魔界の力働いてる？手を引けってこと？？バイトのない中日。何をしたらいいのかわかりません･･･重症ですかね。

  2006年08月18日

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• スペイン食い倒れ･総集編

  現実逃避のため、終わったサマードリームに想いを馳せる週末。 何はともあれ、この旅のメインに（何も言わずとも=勝手にとも言う）据えられたテーマは 「食い倒れ・飲んだくれ」 語呂もよろしい。 今回の旅に同行してくださったのが、地元食いしん坊倶楽部メンバー・Aさん。 ダイエットは忘れる。むしろ吐いてもイカ食い続ける。との覚悟で臨んだ旅。（そんな覚悟をしていたのは私だけという噂もありつつ） 初日、バルセロナからバレンシアへと向かう列車の旅＠一等車（地中海よりも深い事情により、やむなく安いバスから3倍もする列車での旅を選択、この事情はまた今度）では、笑顔の素敵な乗務員さんの 「ウェルカムドリンクにシャンパン、シェリー、オレンジジュースがございますが」 との一言に、私たち迷わず 「シェリーで。」 「シャンパンで。」 更にその後のスナック、サンドイッチ、食事の際のドリンクまでもう一つたりとも余さず堪能しようという執念。 「ワインを。」 「ジントニックを。」 初日の宿に着くまでに、すでに飲んだくれ。順調です。 バレンシアでは中央市場の魚介類に度肝を抜かれ、Aさんはそこで見た未確認生物を「ジュゴンの鼻の部分だ」と言い張り、バレンシアオレンジの味の濃さに驚き、更にそのバレンシアオレンジとワインを割ったカクテル、『アクア・デ・バレンシア』1Lを真昼間からカフェでだらだら観光もせず飲み下し、市場の前のパエリアの屋台もチェック。 夜は、スペインで有名な「タパスバー」で、めぼしいピンチョス（楊枝に刺さった小さいおつまみで、スペインの人はこれをつまみながらまったりお酒を飲むんだってさ）をがっつり食べつつビール。 ホテルに朝食プランは敢えてつけずに、スーパーで買ったイベリコ豚（くるみやらの穀物しか与えられずに育った高級豚）のサラミと生ハム＠スペイン語で「ハモ～ン」をパンに挟んで公園のベンチにて頂く。 バルセロナでは、念願叶って本場のサングリアを。 サングリアは、フルーツとお砂糖を入れた赤ワインを煮て、その後氷でがっつり冷やした夏の飲み物。 これも1Lはある陶器のツボに入ったやつを二人で頂く。 そしてツマミはまたまたピンチョス。 ガーリックでしっかり味をつけ、オリーブオイルで炒めたマッシュルーム。 イカのフライ。 海へ行った日は、ゴザひいてトドのように寝そべったままシャンパン（スペイン語では「チャンパン」と言うらしい････かわいい！）のボトルをラッパ飲み。とどめにそのまま昼寝。 最後の夜に入ったレストランでは、赤ワインをボトルごと頼んで1本10ユーロ（1400円）くらい。安すぎる！またこれが美味しかったんだ～。 この豪華なラインナップ。 決してここイモ国では有り得ない、魚介類の数々。 私、昇天しそうでした。 食いしん坊倶楽部の鼻が利いてたのか否か、夜は毎晩どこかのお店でがっつり食事を頂いたのですが、これまたハズレのレストランが一つもなかったという事実。 ただ単に、スペインの料理のレベルが高いだけかもしれません。 どうやらイモ国の味覚に舌が麻痺していたらしく、何を食べても舌鼓････どころか舌ファンファーレ!が鳴り響いてました。 夕食が遅いスペインタイムに合わせて、私たちも毎晩11時過ぎまで食っちゃ喋り、飲んじゃ喋り。まぁ大きく分けて、今回の旅の大部分が飲み食いが占めていることは確か････ このトピックのみで旅日記を終えても食い･･･ならぬ、悔いはない勢いです。

  2006年08月15日

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• バカンス！

  明日から1週間、急に寒くなった寂しいドイツを抜け出して、地中海へ泳ぎに行ってまいります！！欧州生活6年目にして、初めてのスペイン。スペイン人の友達がこんなに沢山いたのに、初めてのスペイン。マドリッドへは行けないけれど、地中海沿岸のバルセロナとバレンシアで海の幸をもうええわと言うほど食べさせてもらってきます。そして、海でのんびりリラックスして、文化ゾーンもちゃんとカバーしといて、ショッピングもはずさない予定。天気が良くなるといいなぁ～～～。サングリアとスペインのワイン（最近はまっている）を沢山飲むぞ～～！テンションが上がりすぎたのか、バイトを入れすぎたのか、2日前からなんだか熱っぽかったのですが、どうやら気合で下がったようです。抜かりなしっっ！

  2006年08月07日

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• 終わったあ～～

  今日、金曜を持って、今月の寄席はオワリ！！電車でえっちらおっちらと田舎の音楽祭へ。去年同じ場所で弾いたのが好評だったらしくて、今年も招聘していただいた。さすが田舎の音楽祭、村のヤングは大きな町へ出稼ぎか？夜の徘徊か？？とにかく見事にじーちゃんばーちゃんしかいない小さなホールで1時間みっちりソロ寄席をさせていただいて、お礼の品とギャラをいただいて、これにて終了っな　つ　や　す　み　！！（って、すでに7月中旬から夏休みなんだけど。）ということは、バ　カ　ン　ス　ッ　！！！！！！いきますいきます、テンション上げていきますYo！（遠足本番より、前夜の遠足準備～お菓子を買いに行く等の諸々の雑用～が好きな人）来週火曜からは、真夏、ギラギラ（であってほしい）のスペインへ♪♪海、魚介類、タパス、酒、そしてショッピング。ツーステップで軽快に帰宅いたしました。待ってろよスペインッ！

  2006年08月04日

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• ぼんやり

  ここ数日、極度にぼんやりと過ごしている。朝起きられなくて、更に日中も暑さのあまり非生産的にネットなどをしてしまい、お稽古しなくちゃな～、と思いつつもまだ飽きずにだらだらして、昼寝などまでこいてしまい、夕方気づいたようにバイトへ行き、夜11時過ぎに帰宅、夕飯を食べたばかりなので眠れなくて2時くらいまでぐだぐだどうでもいいことをしたり本を読んだりして寝不足、そして次の日また起きられず･･･の循環。先週は水曜日あたりから毎日何かしら飲んでいたので、休肝日が必要だ･･･それにしても非生産的。大学生の夏休みなんて、もうきちんと働いていろいろこなしている人から見たら、しばき倒したいくらい腑抜けなモンだろな～。まだ小学生の夏休みの方がましである。ラジオ体操なり、夏休みの宿題なりいろいろ忙しいでしょ、小学生も。ちょいと自己嫌悪。しかし仕事がほぼ毎晩というのは疲れる。自分の本業と実際まったく関係ない接客業なので、気分転換になる時もあればしんどい時もあるという感じ。立ち仕事なので足がむくんでしょうがない。まぁそれもこれも、しかし来週からの1週間スペインバカンスのためと思えばしょうがない！やるべき事をこなして存分にリラックス＆遊べるようにしなくちゃあ。とりあえず、早寝早起きだよな！ひぃ、低レベル･････

  2006年08月01日

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• 贈り物

  日本の妹から、数週間遅れながら誕生日プレゼントが！！THE･NIPPON　甚平なり！嬉しいな～嬉しいな～～朝顔柄が華やかで、生地の感じとか匂いとかが日本を思い出させる。妹の有り得ないヤングな文字で「ぉねえ￠☆誕生日ぉメデトー」なんて理解不能なメッセージが添えられているのもなんとなくカワイイ。（それにしても････嗚呼高校生。もはやジェネレーションギャップに戸惑う私）ちなみにTOKIOに住む弟からも今年は誕生日に荷物が届いた。中身はなんと、「ゲルマニウム温泉の素」。粉末ではなく、石そのものがプラスチックの容器に入った本格的なものである。立ち仕事で足をむくませている私への思いやりか？うーんニクイ。それにしても･････うち、バスタブないんですけどね気持ちだな、気持ち！スペインの旅に持っていってホテルのバスタブで堪能するか！しかし、他に同封されてた業務用・よっちゃんいかはほぼ完食。日本･････ニクイ国。ニクイ演出をしてくれる弟と妹に感謝。

  2006年07月31日

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• 飲むか否か

  ここ1週間ほど、なんちゃってダイエットを敢行している私。間食は「できるだけ」避ける、夏の風物詩、アイスやビールも「我慢の範囲内で」節制、食事は「外食や仕事時のまかないを除いて」そうめんかサラダ。時間を見つけて泳ぐ。という意思の弱さが前面に押し出されたものであるが、何が辛いって、この短い欧州の夏を堪能する小道具として外せない「アイス」と「ビール」の節制。他の甘味はまあ我慢できる。日本に比べて大味なケーキやクリーム、チョコレートなどなくても別に屁ではないけれど････ビール。ビール。ビール。アイス。アイス。アイス。奇しくも今年の欧州は、猛暑。連日37度を記録し、黙っていても汗が流れてくるようなこの気温と日差しの下でパラソルの中へ逃げ込み日陰で風を感じながら、喉に流し込む金色の液体。ここ1週間我慢していたけれど、昨日やっちゃいました。朝からプールでがっつり泳いで甲羅干し、また焼けてヒリヒリする体をクールダウンするために････ビールのレモネード割り。勢いづいて、バイトの後にも同僚とピルスナー。短い夏ならビール腹がナンボ。楽しませていただきやすそんな気分にさせられる魔法の液体。体重は未だ動きを見せず。しかし私の「なんちゃって」ダイエットはつづく。

  2006年07月25日

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• 暑い夏のすごし方

  今年の欧州は、暑い。日本とは比べ物にならないものの、例年に比べてなんと蒸し暑い。ドイツの夏で「蒸し暑い」なんて気候は今までになかったんじゃないの？？温暖化の所為か。しかし欧州、寒さ対策はなされても暑さ対策には相当穴がある住環境の現実。エアコンたるものはレストランでさえも整備されていない所が多く、量販電気店で我が物顔にスペースをとっているものは、そのエアコンのわけがなく、もちろん「扇風機」。暑い。暑い。こうなると、ドイツ人の行く先は決まったも同然。プールへ！家族皆で水からスナックから本から折りたたみイスから持って、民族大移動。試験群のせいでここ3週間ほど泳ぎに行けておらず、つい数日前に体重計に乗ったとき、恐怖の数字に恐れおののいて取るものもとりあえずプールに向かった私が見たのは、夏にしか見られない異様な賑わい。お腹が4層くらいに複雑な重なりを見せるじいさんばあさんがビキニとブーメランパンツで妙なフェロモンを振りまいているのもご愛嬌。私も2Km泳いだあとは、友達と外の広大な芝生にタオルをひいて、お弁当＆甲羅干しタイム。ああ、これぞ夏！紫外線はいかんとは思っていても、こんがり肌が美しいというこちらの基準にだんだん洗脳されてきている自分は否めず････気づけば後の祭り。堪能させていただいております。しかし、そんなことより････真剣にダイエット始めます。体重計の目盛りが頭にちらついて離れない。とりあえず3Kg落とさないことには････ひぃぃぃ私の場合は運動量より、明らかに食事量だな････スペインまであと2週間半。よっしゃ！

  2006年07月19日

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• 卒業

  またしても更新が滞る私。卒業試験を一つ終えたあと、1週間後にあとひとつ、室内楽の卒業試験を終え、無事に大学卒業と相成りました！とは言ってもドイツの大学。日本やアメリカのように、小じゃれたセレモニーがあるはずもなく。事務局でサクッと除籍（入学の手続きは大変なのに、出て行くときはあっけないもの･･･）、ディプロムもまだ手元にないものの、4年間の学部生生活にどうやら私は終止符を打ったようだ････実感なし････まだしばらくはドイツにいるだろうし、ドイツ脱出しても欧州にはいるだろうけれど、とりあえずこの地で何か小さくても形に残る結果が出せたこと、嬉しく思います。あわただしく学部生生活、試験三昧最後の2週間を過ごしているうちに、私も誕生日を迎え一つ大人に！そして試験が終わったと思ったら長～～い夏休み！！！今年の夏はスペインで食い倒れ＆フィンランドはラップランド地方でオーロラとトナカイに囲まれた寄席ツアー。夏も飛ばしてゆきますよ～！

  2006年07月13日

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• 一区切り

  4年間の集大成が、今日のこの日に。日本脱出からはや5年、やっとこの「卒業寄席」をもって、小さな小さな痕跡を、ここドイツに残せることができました。6月末からの殺人的なスケジュール、肉体的にも精神的にもかなり無理してやってきたけれど、それでもこんな充足感があるからやめられませんな～～～（もう病気）肩もガチガチで、寝返りを打つのもしんどいくらいだったし、いろいろ上手くいかないこともあって、もう音楽やめたいな、とぼんやり思ってしまったこともあるけれど、大学の舞台に立って、応援しに来てくれたお客様の顔をちらっと見たときに、まだ寄席も始まっていないのに、涙ちょちょぎれかけ。いや、はやすぎ！たくさんの人に支えてきてもらったけれど、一番どろどろとした嫌な部分を私に投げつけられても辛抱強く何でも飲み込んでくれたタマ氏も休みをとってわざわざハンガリーから来独。いつのまにか、ここドイツが「ホーム」になっていたこの5年間をじっくりかみ締めながら、1時間弾かせていただきました。感謝あるのみ。しかしまだまだ私の旅人ライフは続く模様。イモ国、そう簡単に去らせてはくれませんっ！汗とりあえず、自分にお疲れ！！！！

  2006年07月04日

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• ブルルルルルン

  最近やるべき仕事がなかなかこなせず、それは自分自身が乗り切れてないっていう理由からだったので、自己嫌悪やら焦燥感やらいろんなものにさいなまれていた私ですが、なんとなく、本当にサクッと今日スイッチが入った！毎度のことながら遅すぎるスイッチONなのは分かっているが･･････これが自分でコントロールできて、何にでも万全の体勢で臨めるようなところまで「自分で」もっていくっていうところまでの道はなかなか遠い！！来週からしばらく、卒業試験やらなんやら、自分のこれからの道がまた新しく設定されるようなイベントが盛りだくさんなわけで、こりゃ～～大変。どん底ではないけど、きわめて低～～い所で、地面すれすれみたいな感じで低空飛行を続けるっていうのは体力使うなぁ。予想外に今日どっかんと一回落ちて（タマ氏絡み！！笑　もうしつこいわい）、そしたらふっとスイッチ入った。これも一つの怪我の功名？？？何はともあれ、エンジン始動～～～！ブルルルル～～～！自分を追い詰めて追い詰めて追い詰めて、そこからスカッと抜けてやるぅぅ。

  2006年06月19日

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• 祝日･一斉大掃除

  南ドイツ、またしても祝日････ちょっと最近多すぎやしないかい？？というくらいの勢いで。こんなに休んでドイツ人大丈夫かい？ドイツの経済いいのかい？？？ともかく、今日は夜からバイトなので、それまでまったり家でお稽古する。その合間に洗濯機を回し、冷蔵庫の中に残っている野菜やらでポテトサラダを作る。家中の窓を開けて、玄関も全開で風を通して、アパートの廊下、公共のスペースを使って布団を干す。うちは北向きなので、太陽の光が入らず布団がふっくらとならないので逆側の廊下を有効活用。それにしても、ドイツ人ってなんであんまり布団干したりしないんだろう････太陽の光をしっかりと吸収したふかふかの布団とあの暖かい香り、知らないなんて損じゃない？？たったこれだけだけれど、なんとなくスッキリと家が整ったという感じがする。大切だよねぇ。

  2006年06月15日

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• W杯実況中継の理不尽

  今日はサッカーW杯、日本対オーストラリア。完璧にW杯のアツイ波に乗り遅れ、取り残された感がある私ながら、朝大学で会ったセニーに「ね、今日観るでしょ、サッカー？！あんたん家のでかいテレビでご飯食べながら観ましょうよ！！」との提案にまんまと乗ってしまい、誰かと応援するなら････とおそるおそるテレビをつけた。サッカーのルールも分からなく、観る所といえばイイ男がいるかどうかくらいの私が楽しめるのか！？との危惧をよそに、結果なんとなくやっぱりこのアツイ、エキサイティングなノリに完璧にしてやられた感が････ドイツのテレビ中継の実況者。これ、ありえない。試合開始からあからさまにオーストラリアの肩を持ち出し、日本の選手の名前はアンタわざとか、ほどに間違えまくり。柳沢氏はYA GA NI ZA WA、途中交代で入った茂庭照幸選手にいたっては、「TERIYAKI！！！！」てるゆき→照り焼き？！後半、最後の最後でバシバシ入れられまくって惨敗の結果にがっくり、よりも、「オーストラリアが勝ってよかったよかった～」感をあからさまに出してくるその実況者への腹立ちの方が大きかったという。アジア蔑視の風潮が未だベースに根強く残っているのか････？と深読みまでしてしまう私。さてさて、もはやニンゲンじゃない、猿人か？と思わせるほどのエキサイトぶりを見せるドイツ人の波のなかで、日本はどこまで善戦するのやら？照幸さんドンマイ！

  2006年06月12日

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• イモ国混乱のきわみ

  始まってしもうた、ワールドカップ＠2006。サッカーの知識がほぼゼロに等しい（あの網にボール入れたら点入るんでしょ、的なレヴェル）私は、今日の開幕を迎えるまでじわじわ、ぐんぐん、盛り上がる人々と、街のあちこちに建てられるW杯グッズショップ・ほぼ全てのレストランで見られる「W杯うちで見られます！」の立て看板を横目に、完璧にこのエキサイティングな波に乗り遅れた感があるうちの一人。我が家のはす向かいの居酒屋でも仮設スクリーンが建てられ、そしてそのスクリーンと周りの暗幕は居酒屋前の広場中央にどっか～～～～んと位置しており、更にはそのスクリーンで自宅の正面玄関前の自転車置き場がすっぽりと覆われているではないの！！うちのアパートの住人は、そのスクリーン後方、でかいステレオの横をちぢこまって通り抜けなければ家の玄関へ入れない寸法････これが1ヶ月続くのか･････今日は開幕戦、しかもドイツ対コスタリカ。普段寡黙でちょいネクラぎみ、とまで言われる一般的独逸人のストレスのはけ口トップ3に間違いなく君臨するであろうサッカー観戦（次点ではアウトバーンを150Km以上で車をぶっ飛ばすというところか）、ちょうど外出していて街中を歩いていた私は5秒に1回繰り返される人、ひと、ヒトのぅぎゃ～～～～！うおおおおおおおぅぅぅう！！やぁぁぁぁぁ～～～～～（Ja＝Yes）！！！！！の怒涛の叫びの波にほとほと閉口。あの波のなかに自分も入ってしまえたらどんなに楽しいことか････それが分かるだけに、今更ルールも分からずにペイントしてT-comのユニフォーム着て街を練り歩くなんて、出来やしまい･･･出来やしない･･･････それでも、後から思い出して「あぁ、あの2006年のドイツのワールドカップの時、あそこにいたなぁ」なんて回想できるだけの大きいイベントではあるのだろう。1回くらいはどこかの居酒屋で波に飲まれてみようか。

  2006年06月09日

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• 花のある生活

  この間、教えている生徒の家へ行った時、その家のおばあ様が、「やまんに持って帰ってもらって！こうも寒いと暖かくなってから一気に咲いちゃって、命が短いから」と、そのお宅の庭に咲いている野バラを数本小さい花束にして持たせてくれた。お店で買うのとは違って、ちょこんと手に収まる感じの可愛らしいサイズの赤と白の野バラ。赤は限りなく深く、白は少しクリーム色がかっていて、綺麗についている落ち着いた緑の葉とのコントラストがとても上品。帰ってきてローゼンタールの一輪挿しに入れて、何気なく祖父の写真の横に置いた。3月初旬、私が卒業論文の最後の追い込みでてんやわんやの時の突然の祖父の最期。あと1週間待てば私は日本行きの飛行機の中だったのに、一番可愛がっていた私が帰るまで、おじいちゃんはぜったい待ってるよ、と家族の皆が思っていたのに、脳内出血で倒れて3日目、容態が変わり、急逝。その母方の祖父に続き、1週間後には父方の祖母も最期を迎える。私が日本に着いたその日が祖母のお葬式で、空港から直接葬儀場へと向かったんだったなぁ。どちらの祖父母も、もう体はなくて、写真とお骨だけ見ても、その前後の記憶が切り取られたようにすべてがうそ臭い。どうしても、また次に日本へ行ったときにはいつもの場所に二人が座って「おかえり～」と話しかけてくれるような気がして今もならない。写真の横に花を飾るなんて、亡くなった人にお花を供えるみたいで（実際そうなんだけど。）･･･とどうしてもできなかったのに、その野バラはしっくりと私の大道具の上で、祖父と祖母の写真の横で、なじんでいる。たまたま電話をしてきた母に、「野バラが綺麗でさ、おじいちゃんの横にさぁ」と話したら、「昨日はおじいちゃんの百か日だったのよ」だって。そうかぁ。なんとなく納得。そんな小さくて可憐な野バラ、すくすくと水を受けてこぼれんばかりに咲いております。

  2006年06月08日

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• スペインへの憧れ

  ドイツはまた月曜日が祝日の3連休。毎日しゃかりきに働いている社会人の皆さんや、家族と一緒の多くの人には、アクティブに過ごすもよし、まったり休養も良しなオイシイ連休だろうけど、一留学生＠焦りはあるもののそこまで切羽詰まってもない私には、何とも攻略しがたい静けさ･････結局、仕事と練習あたりでイベントもなく終わっていくのかぁ････3連休はバイト3連勤。嗚呼勤労少女。しかし、中日の今日、日曜日は、余りにも刺激なく過ごしている自分に嫌気がさして、ご近所のAさんを巻き込んでスペインバー（＆レストラン）へGo!明日も休日ってことでなかなかの賑わいを見せる小スペイン。働いている人たちもおそらく皆スペイン語圏出身という徹底ぶりで、店に一歩踏み込めば、そこここからHola!!!!の声が飛ぶ。喧騒とタバコの煙にまかれながらも席を確保し、とりあえず一杯。最近スペインワインに個人的にはまっているので嬉しい。ご飯は済ませた後だったけど、スペイン式（？）におつまみをゲットして、ひたすらトーク。楊枝にさした、小さいバゲットみたいなの（上にいろんなものが乗っている。ハムだとか、焼き鳥だとか、ナツメヤシの生ハム巻きだとか、ヤギのチーズだとか）をホール係が「いかが？？」と勧めに来てくれるのから適当にチョイス。音楽はもちろんラティ～ノミュ～ジック！個人的に、スペイン人のノリはイタリア人のそれとはまた違ってて、陽気ながらも芯にすごい素朴な暖かいものが流れている気がするんだけど、そんなまったり感に久々に浸って満足。最近仲の良かったスペイン人がたてつづけに去ってしまった所なので、懐かしい感じ。調子に乗ってワインの後サングリアを頼む。市販のと違ってオイシイこと！自家製なんだろうなぁ、多分････フルーツがたくさん入ってて、氷が爽やかで非常に飲みやすい。が、飛ばしすぎるとあぶねぇあぶねぇ････という飲み物。ガールズトークならではの勢いでもって、きづけば閉店間際、夜中2時。体は疲れたが気分はなんだか爽快。Aさんありがと～！スペインへの憧れは膨らむばかり。行きたい行きたいと思いながら、近くに住んでいるのにまだ足を踏み入れたことのない国、スペイン。食い倒れたい･･･！そのアツイ空気の中を練り歩きたい･･････！！！しかし、夢を見る前に、週明け、平日が始まったら本当にちゃんと生きよう･･･とりあえず、朝はちゃんと起きよう･･･合言葉は「メリハリ」だ！

  2006年06月04日

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• ハラマキ肉の脅威

  私の楽しみは、ずばり「食」。何を食べるか、にこだわる方の食道楽ではなくて、どんなジャンルでも、どんな値段でも、美味しいモンが食べられるということに幸せを感じる。それでも一応体型がまだ気になるうら若き乙女もどきであるので、夜中に板チョコ1枚とかポテトチップスをおやつに丸ごと一袋とか、そんな暴挙に出ることだけは普段からチョット気にしていたつもりだったのだけど、ここ数週間くらい、わりと何にも考えずに食べたいものを食べたい時に、みたいな生活をしていたら、愕然の事実が。ジーンズの上に肉乗ってますやん･･････最近仕事もけっこう入ってて、夕食は夜11時。プールにもここ1週間以上行けてない。食べることで精神の均衡を保とうとするから、ちょっと落ち込むと半端ない量ドカ食い＆たまに寝酒までする始末まぁ、当然の報いですね･････お好み焼にエキサイトしている場合ではなかったのでした。し～か～し、見れば見るほど醜いこの腹の周りをぐるっとガードするタップタプの脂肪。まるでハラマキのようだ。今でこそこの寒い気候の下、セーター等を着てまだごまかせるが、もうすぐまた暑くなってTシャツなんか着てしまった日には、間違いなく薄い布の下に行き場なく申し訳なさそうに溜まる肉布団が肉眼で確認されるはず！！これはいかん。非常にいかん。打倒・ハラマキ肉。手始めに、練習の合間をぬって昼休みにちょいと泳いできましたよ。今日は広大なプールに人がほとんどいなくて、気持ちよかったな～。食べずに痩せるなんていうことは今の私には酷過ぎるということで、それでも野菜をたくさん食べて、また時間をみつけて頑張って泳ぎに通おう。固く心に誓った次第。前にかがんだ時に、ローライズのジーンズのベルトの上に肉がかぶさる感じで当たってひんやりとしたバックルの鉄を素肌に感じた瞬間！！！絶対駄目です！

  2006年06月01日

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• 5月が終わるとな？

  あ～いあぃあぃ、日記放置しすぎた！！気づけば5月も終わるなんて････卒業試験まで1ヶ月しかないなんて･････6月は怒涛のごとく寄席の予定が入っているし、練習に明け暮れて7月、サマ～を迎えるのが目にみている。夏目前なのね。･･･とはいえ、ここ数日のドイツのお天気。（いや、分かってますよ。天気に敏感になって、やたら天気の話をネタにし出すようになったら･･･もう末期。あなた話のつまらんドイツ人の太鼓判献上。でもさしてっ）10度ちょいしかないのって、どうなの？！5月末っすよ？気温が低いだけならまだしも、数日いたウィーンはまるで日本の梅雨のごとく、根強くじとじと雨。ドイツに帰ってきたら、今度はどっかり黒い雲の下、豪雨・ヒョウ・雷・ピーカンの青空がほぼ10～15分おきに交互に現れるっていう訳のわからなさ。本当に、家の中から窓の外を眺めるたびに天気が180度違うっていうのは生まれてはじめての経験。ちょっとした晴れ間を狙って、「この隙にスーパーへ！」と思っても、チャリで1分のスーパーまでの道すがらにいきなりボリボリボリボリ！！！っとヒョウに降られる。まるでコント張りに「いてててて！！」と逃げ惑う姿って、どうなの･･･ああ地球温暖化。ああ異常気象。これは、真剣に地球がおかしくなってきてるとしか思えない。変わりやすい欧州の天気でも、これはひどすぎやしませんか？？太陽の光を！！！日光が足りない！！！どっかり居座る低気圧と共に、私も低空飛行。

  2006年05月31日

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• お好み焼き食べたい！！

  ここ最近の地元食いしん坊倶楽部はメンバーの大部分が留守中で少々寂しい感じ。もともと食べることに情熱を傾けるさまざまなジャンルの日本人数人で組織されるこの限りなく小さい輪、食いしん坊倶楽部。一応5人メンバーがいるのに、会長Naoさんは日本帰省中、Kさんも日本逃亡中、さらにこの日まで私もウィーン遠征と非常に心もとない。この日は朝5時起きでウィーンから帰宅、つづけて地元でサンタ教授のお稽古とありえないスケジュールだったのだけど、週末を寂しく過ごしたらしい食いしん坊メンバーFさんからのSMSでそのままぶっとばして夜に緊急集会を開催。Fちゃんの家へ向かうと、気合の入った豚肉塊と日本から密輸され、満を持して出番を待つ「お好み焼粉＠山芋入り」と「おた○くソース“お好み焼き食べたい！！”」（そんなネーミングいいのか･･･）がスタンバイ。意気揚々ときゃべつを千切りにするが、Fちゃんはたと気づく。「天かすないわ･････」彼女曰く、天かすを投入することによって、お好み焼き全体に火が通り、ふっくら且つしっかり火の通ったべスト・お好み焼が出来るらしい。むしろ「天かすなしでお好み語るな」くらいのモンらしい。さすが大阪人。私は関西人ではあるが、この気合はナニワもんにはかなわないのか･･･別になくてもいいやんってことで1枚目を焼いたけど、ほんのりとろっと出来上がったお好み焼きを一口たべてFちゃん「いいんやろか････これ、火通ってへんのと違うやろか････ていうか、味にコクがないような････やっぱり天かすなかったからかな･･･」と厳しい。非常に厳しい！！そんな天かすはスゴイのか？！コクは天かすの所為ではないんでは････？？どうも満足できなかったらしく、2枚目は私の案でキムチを投入。今度はだいぶしっかりしたお味で満足なり。つうか、キムチの味しかしないっていうか。（チーズを入れても美味しい）最近超多忙っぽいAさんも途中で顔を出してくれて、小さい輪の食いしん坊たちでやさぐれた毎日を癒しあいました。それにしても、おた○くソースの会社、ようやった！！！といいたい。あれがなかったらお好み焼は食べられん。カ○メのとんかつソースでは完璧に役不足だわね。それにしても、はやく食いしん坊フルメンバーで会いたいわぁ。季節的にグリルかしら････

  2006年05月29日

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• IKEAの誘惑

  この週末は、ウン年振りにスウェーデン発、量販家具店のIKEAへと行ってまいった。最近日本にも進出したらしいIKEA。ドイツでは安くておしゃれな何でも屋的存在。その広大な敷地に所狭しと置かれるまっとうな家具からまっとうじゃないガラクタまでそろえた、家族皆で楽しめるもはやエンターテインメント施設。広いだけに街中にはなく、ほとんどの店舗が郊外に位置。車があったらすぐいけるけど、なかったら非常に不便、みたいな。IKEAにはもちろん私もやられてて、5年前に一から家具をそろえなきゃいけないその時に知り合いにIKEAに連れて行ってもらい、「欧州的御洒落生活」をほのかに夢見ていたまだ十代の私は、カントリー調の棚（実はたてつけが悪い）や、イカシタデザインの家具あれこれ（使い勝手はそんなに良くない）にときめいたもの。私が免許を取った、そのモチベーションは「モバイルなオンナになろう！」に続き「マイカーでIKEAに行こう！」だったくらいなのだ。マイカーとは行かずとも、最近地元のカーシェアリング制度に登録し、車が割りとポップに使える状況になった今、目指す場所はひとつ。ということで、長年の夢かなえに出動いたしました。IKEAの怖いとこ。欲しいものがなくっても、必要なものがなくっても、なんしか何かが買いたくなる、その雰囲気。街中だとなかなか高くていいのがない、ワインラックが安くで買えたらいいわぁくらいの気持ちで店に入ったが最後。ありとあらゆるスタイルの家具、食器、日用品がお手ごろ価格で陳列されており、目はウロウロ泳ぎっぱなし。あっちへフラフラ、こっちへフラフラをたかが2階建ての店舗内で3時間繰り返した挙句、「ワインラックだけ」のつもりだった私のカートはみるみる多彩に･････妙な高揚感と共にレジを出た私の手には、占めて50ユーロの必要なのかそうじゃないのかわからないような生活用品の山。一人用のグラタン皿あるのに新調した、玄関の電球のかさお客様の時に、と言い訳しながら入れた御洒落な紙ナプキン一人用の味噌汁やラーメン作るのがなかったのよねぇ、とテフロンのミルクパン何故か特価になってた、日本風のお茶碗・湯のみ・お皿・れんげ・箸セット各4つずつ入り（これ全部で700円くらいなの！！）ハートの形の氷を作る型挙句の果てに、CDとDVDがたまってきちゃって散乱してるわぃ････と、CD＆DVDラック。もちろん、ワインラックもね。家に帰って、鬼のように組み立て式のCD棚を作ってみたり。わりとでかくて、高さ130センチくらいある白木のボックス。しめて9,9ユーロ。安い････ちゃちいけど、安い。ネジ、ネジ回し、クギはすでに木の板とともに付いて来るので、骨格をざっと作って、ひっくり返し、裏側の板を骨格とくっつけるのに、かなづちでひたすらガンガンガンガン！！！たそがれの欧州に、必死の形相でカナヅチを振り下ろしつづけるオンナ、ひとり。出来上がってテレビの横に新しい棚を設置した時、思わず「っしゃ～～～････」って言葉が漏れたのは、いかにも･･･日曜大工、私がやらなきゃ誰がやる。明日はワインラック組み立てだ！

  2006年05月20日

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• 体すっきり

  ほとんど2週間ぶりくらいでやっとまた泳ぎに行けた！寄席が近いので、体調を整えておきたかったので一安心。それにしても、水の中は気持ちええのぅぅ～～！しっかり1時間、2km泳いで体調はまずまず。しかし、やっぱり2週間ぶりに急に運動すると体がびっくりするみたい。珍しく昼食後、疲れてがっくり寝てしまう･････近くの総合大学にあるプールは、私が今通っている市営プールより安くて学生なら1,5ユーロで泳げるらしい。しかし、市営プールは2,3ユーロの入場料とはいえ、中身は太陽がさんさんと入る広々とした50メートルプール。大学は、しょぼい25メートルプールらしい。一回50メートルプールで広々感味わってしまうと、1ユーロ以下の差がどうでもよく思えてくるなぁ･･･なんとか寄席に向けてテンションを上げてゆけそうなので一安心。そういえば、今日、ひっさしぶりにタマ氏の方から電話かけてきた。しかし、彼。口を開けば「今仕事帰りで、渋滞にひっかかって退屈してたからさ。」きぃぃ～～。それを言わなくてもいいんだよっ！渋滞にひっかかって退屈→やまんのことを思い出したの、2番目のプロセスだけ言えばいいものをアイツ････いちいちやっぱり鈍感すぎる。今に分かったことじゃないけれど。まあ、あんまり振り回されすぎずにTime will tell（のりちゃんが言ってくれた）でいきます。

  2006年05月16日

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• 染み入るひとこと/SAYURI

  うちの父親ほどの年齢で、私のことも娘のように可愛がってくれる在独20年以上にもなるアメリカ人の友人のひとこと。" Das Gl?ck kannst Du nicht von jemandem anders bekommen.Das Gl?ck ist nur in Dir, das kannst Du nur in sich finden. "幸せは他の人から与えてもらうのではなく、自分の中にしかないんだよ。幸せは自分で自分の中に見つけるもの。ふぁぁぁぁ～～～･････彼が言うと、重い。重いよ～～。そんなことをサラッと言ってしまうなんて、どんな人生送ってきたんだろう。でも、確かに誰かに幸せにしてもらおうと思ってるうちは、本当に満たされることはないのかもしれないなぁ。*******SAYURI（原題:The Memoirs of Geisha）を観たぞ～。アメリカ人が描くとああなるのかしら。なんやらえらい官能的だね～。監督は、私が大好きな映画「CHICAGO」と同じ人らしい。私は外国にガイジンとして暮らしているからそう思うのかもしれないけど、異国の文化を理解するなんて事はすっごく難しいことで、その場で生まれて、そこで取れる肉や野菜を食べて、そこの言葉を赤ん坊の時から聞いて喋ってしてないと到底分からないブラックホールみたいなもんだと思う。そこに暮らす人だって、文化を文化だと思って生きていないのだろうし。人間がただそこにいること、それがそもそも文化なんだろうし。SAYURIをみて、極東の娼婦とはこうあって欲しい～！みたいな作り手のロマンが見えた気がした。オトコのロマンだろ、それ。それにしても渡辺謙、大活躍ねぇ。桃井かおりが英語しゃべってても「モモイ節」で笑えた。というか、うちのバイト先のオーナー（韓国人）の生き写し！！！あのふてぶてしさ･･････オーナー見るたび心の中で爆笑しております。

  2006年05月14日

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• 飲んだくれ上等

  水曜日の本番を控えているのに、何故か手の付け根がいたくて少々焦り気味な週末。どうやらここ最近の私の癒しは食しか残っていないらしい。水泳にも2週間行けてないのに、順調に脂肪を蓄えておる。金曜の夜は、友達と二人で料理。チキンのカレー・パイナップル煮込み的なでまかせ料理を作ってみる。南国のスパイスとかも入れてみたりして、蜂蜜も入れて煮たせいか、鶏肉がすっごく柔らかくなって感動の仕上がり！！でも、味見してみたらちょっと甘すぎたので醤油を投入したら、そこはかとなく日本的カレーな味になってしまった････炭水化物抜きダイエットをしている（彼のために････）友達を横目に、イヤミ半分本能半分で白米をがっつく私。赤ワイン2本と、日本から持ち込んだ梅酒と共に夜は更ける。そして今日、土曜日はイタリアから帰ってきた友人宅へおよばれ。コンテストでイタリアへ渡り、賞ももらってチーズと生ハム、サラミにワインまで携えて凱旋帰国した彼へたかろうの会。またこのハム、サラミ、赤ワインが･･････ため息モノの絶品！！普通、生ハムは脂の部分を取って食べるんだけど、これはその脂さえも食い尽くしたい！！！という美味しさで、メロンなんてものはつけずにそのまま赤ワインと一緒に頂くと、エクスタシーさえ感じそうな風味。ふ～～～～む。その贅沢な具でピザを作って食べる。ピザ。生地も大切なんだろうけど、やっぱり上質の具とチーズだな。一気にモノのうまみが1ランクアップ。。。。3人でまたまた赤ワイン3本。単純計算ひとり1本。タマ氏は今週末、大学時代の友達とビール祭（自分ビール飲まないくせに････）ではじけてるらしい。地元で友達とまったりワイン何本も開けて夜中にチャリでふらふら自宅に帰ってくる私なんてカワイイもんだわ、と思いながら微妙にはじけてみた。明日は朝から車を借りてドライブ、その後泳ぎに行くぞぅ。だんだん一人遊びが上手くなってきたようだ。

  2006年05月13日

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• 学生らしい一日

  毎週水曜日は、唯一残っている授業がある日。講義のように座ってるだけで寝てれば良いわけでもない少人数のグループ授業。出席とるのも断然厳しい。こんな面倒くさいもんが、しかも朝9時から････本当は、最初の1年で単位を取っておかないといけないこの授業、なぜか卒業間近の4年目にやってる私がおかしいんだけど。周りの子も、入学したてのヤングばっかりなんだけど。取るの忘れてたとは恥ずかしくて皆に言えまい。そしらぬ顔で、若いフリして毎週通っております。9時から1時間授業を受けて、せっかく早起きしたのでその後は学校に残って大道具のお稽古、学校に行けばやっぱり知り合いに会うもんで、久しぶりに見かけたフランス人の友達と一緒にこれまた久しぶりに大学の学食でお昼とコーヒー。やっぱり、このピリッとした感じというか、なんというか、皆が元気に動いてるのを見ると自分もやらねば、と思うものなのねぇ。その後はまた遠征でオケと合わせ。サンタ教授のお稽古まであって、自宅に帰りついたのは日付も変わった深夜0時半････ここにきて久しぶりに緊張してきた～。これだからモーツァルトは怖いんだ！

  2006年05月10日

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• 想われて

  バイト先の同僚にいじられる。彼、韓国人32歳。微妙な日本語を操り、徳光さんをさらに膨らませたような容貌ながら「自分は軍隊にいた時、将軍といわれたくらい優秀だった」と言ってはばからない。彼女が欲しいらしいが、同僚の欲目に見ても「････スミマセン！」な見たくれというのはやはり少しだけ不利なものだ。その彼が、どうやら私のことをクリスタルと呼ぶことにしたらしく、（ある日とつぜん近寄ってきて、「ヤマンサン～、肌ピカピカ～。クリスタルゥ～。」と日本語で嬉しそうにひとこと。それ以来ずっとそう）今日もバイト先へ入るやいなや「ハロゥゥゥ、クリスタルゥゥゥゥ～～～。」「ゲンキデスカ～～。」こちらの調子がいいときは笑いで流せるものの、今日みたいに元気もなくしけた気分の日など、とんでもない。どうせなら自分の好きな人にクリスタルって言われたい････「日曜、何してる？ワタシとドライブ、行くね～～～」いや、日曜わたしバイトです。更に私を叩きのめした、女友達とのこんなくだり。「あのさ、身長180センチ以上ある男の人ってどう？？」っていう話の入りから疑ってかかるべきだった。え、いいやん。背の高い人嫌いじゃないし。と答えた私に対して、明らかにテンション上滑り気味なその彼女、つづける「いいでしょ。背の高い人、いいよね。うん。私の知り合いで、あなたのこと気に入ってる人いるのよね。すごいいい人なんだけど。ドイツ人でね。こないだ一瞬会ったでしょ、おぼえてない？（まったく覚えてない私）あ、そうだよね。そんな派手な人って訳でもないし。でも好感度高いよ。うん。」ここまで一気に押してきて。最後に思いっきりつけたしのように。「えっと、彼、まあ、その、37歳なんだけどね。」それ、無理･････現実味がなさすぎる。私のストライクゾーンは今のところ個人的に、どう考えても、どこまで広げても、十の位が自分と同じ人だよ････好かれたい人にはなかなか気づいてもらえず、こんなことばかり最近起こります。これいかに。

  2006年05月09日

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• フルコース

  朝から遠征してオーケストラとの合わせ、朝は食べず（寝過ごした！）、水とブレッツェルだけで合わせを乗り切ったので、その後へろへろになりながらカフェに逃避して、もっりもりのグリーンサラダ・七面鳥のグリル乗せを食べる。フレンチドレッシングが久しぶりに美味しい。その後、友人とコーヒー飲んで、街をぶらついて、またコーヒー飲んで、わが街へ帰り着いたのはもう夕刻。今日は知人の誕生日で、レストランでのお祝いに招待されていたので、会場のイタリアンレストランへ急ぐ。レストランというより、名前の通りトラットリアという雰囲気のお店。今日誕生日を迎える彼は、おそらく40代後半～50代前半。なんて開きのある数字なの・・・（誕生日ということだけ知らせて、もはや幾つになったのかは言いたがらない。奥様しか知らないだろう多分）彼らには子供がいないので、私はそれこそいつも甘やかしてもらってるのだけど、今日も席についてプレゼントの赤ワインをうやうやしく渡したお決まりの挨拶のあと、間髪いれずにアペリティブ。マティーニ・ビアンコを優雅にすすりつつ、メニューを吟味。皆で一緒にアンティパストのプレートを頼んで、それぞれが好きなメインを頼むことに。アンティパストは、生ハムのメロン添えからイタリアンサラミ、水牛のモッツァレラとプチトマト、蛍イカやさまざまな貝のマリネまでなんでもござれ。バルサミコ酢からつくったソースがまた美味い！上等なバルサミコ酢って甘いらしい。すっきりしてて水みたいにがばがば飲めるロゼワインを、6人で調子よくガンガン開けながら、メインへ。誕生日を迎えた彼は豪華に仔牛のステーキ（ミディアムレア絶妙！）、残りのメンバーは、さまざまなパスタ。パスタが美味しくて評判なこの店だけど、私の頼んだ魚介類とトマトソースのタリアテッレも、いまが旬のBaerlauch（ニラみたいなネギの一種でこの季節にしかない野菜なんだけど・・・・日本名はなんというのかしら）とエビのリングイーネも、ため息が出るくらいの美味しさ！更にデザートはローズマリーのアイスクリーム、イチゴと白アスパラ添え（不思議だけど合う）、ルバーブとイチゴのティラミス・・・・満腹なのに食べずにはいられない。〆はグラッパ。美味しいグラッパは、しっかりした味ながらも後味は爽快。う～～～～ん。日々のいろんな感情の起伏を完全に忘れ、幸せに浸った一瞬でした。美味しい食事と、皆のぬくもりが心に染み入ったねぇ。来週はがんばるぞ～。

  2006年05月06日

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• モーツァルトの軽やかさと腰の重さ

  5月中に寄席がひとつあるので、モーツァルトづいている。オーケストラと共演だ！モーツァルト、底抜けに明るい。戴冠式という大げさなタイトルがついてるだけに、荘厳な雰囲気で一生懸命書いたのだろうが・・・それでも明るい。なんとも素敵な曲で、一生懸命大道具に向かってるんだけど、「弾けちゃう！指まわっちゃう！！音楽たのし～～～！！」なノリの彼の曲、体にはすごい負担・・・なんせ、あの時代と大道具の重さが違う。モーツァルトの軽やかさを出すために、完璧なる体のコントロールを必要とされる今の時代の大道具なんて皮肉なもんだと思うけど、この軽やかさに反して私の体はみしみしと音を立てているのだよぅ・・・腰いって～～～～！背中もガタピシ！！神童の作った曲を凡人が再現するのは、こんな所にひずみが出てくるのねえ！

  2006年05月02日

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• おせっかい？

  なんだか、久々にずっこーんと落とされたなぁ。物事に対する捉え方とか、感じ方は千差万別人それぞれだとは思うんだけど、あこまではっきり「自分の面倒は自分で見れるから、いらぬ心配なんてしてもらう必要ない」って言われると・・・・だれかひとがいて、周りには必ずその彼のことを心配したり、心配とかいうネガティブな感情ではなくても、そのひとのことを考えている誰かがいるからこそ、ひとは生きていけるもんで、私的にはそれを当たり前に受け止めて、周りに頼れるだけ頼ってしまってるだけに、こんな発言は、ある意味目からウロコっていうか何ていうか・・・・疲れてるのかな、その人・・・・今まで私がやってきたこととかは、小さな親切大きなお世話なのか？うーん。もうちょっと整理できたらまたこのことについて触れるかも。

  2006年05月01日

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• 硬派一点ばり

  ドイツは明日、月曜もメーデーの祝日でお休みなり。しかし、私め土曜の夜は単発のお仕事で本番、今日日曜は泳いでお稽古して夜バイト、そして明日もお稽古一本（夜は食いしん坊倶楽部のつどい☆）で、えらい硬派な週末をすごしておるのです。男とフラフラ遊ぶなぞ！考えられません。（相手がいないだけ）しかし････日本の実家。今日、久しぶりに実家に電話してみると、珍しく妹が電話に出た。「ママいる～？」と聞いた私に、妹（17歳）「ちょっと待って～～。･･･････あ～～～ママ、パパと一緒にお風呂入ってる♪」あ、あなた方･････昔はなんとも思ってなかったこの家族の日常風景。まだそんな事してるんですか･････まさかのおしどり夫婦っぷりを、この人恋しい私が、なんして実の両親に見せ付けられなきゃいかんのか～！！！さすが、雨が降っても夫婦→相合傘子供→別個で後ろからとぼとぼのやまん家････今となってそんな話を聞いて、私だけが若干照れてしまい、そそくさと電話を切ったのでした･･･更に、弟（21歳東京在住）の日記には今日は彼女となんとか展に行ってうんぬん････その後水道橋まで歩いてかんぬん･･･散歩デートほにゃらら････的甘～～～～い事実のみが列記されており。も～～うお前ら皆してっ（怒）硬派なスポ根もどきは長女だけかよぉ～！これでセブンティーンの妹に彼氏でも出来ようもんなら･･･私、小姑宣言します。

  2006年04月30日

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• だらだら学生

  大学もディプロム取得を目前にしての最終学期。残す所、7月に二つある大道具の実技試験のみ。実技お稽古以外の一般教養系授業は先学期までにすべて卒業試験を終わらせたので、今学期は思う存分大道具と向き合う時間が取れるわけなんだけれども・・・・まったくネジのゆるんだ生活をしております。いちお、毎日大道具には向かっているものの、まず朝が遅い！今まで他の教科があって忙しかった時の方が、集中してお稽古していたのは間違いない・・・時間ができたら余計に一番大切なことが手につかないってどうなんでしょう！！甘いなぁ・・・自分に甘すぎる。また、微妙に罪悪感とか感じながらだらだらするからもう救いようない。一日が終わるときに感じるのは、爽快な疲労感じゃなくて後味の悪いどんより感。ああ、今日も目標の分だけできなかった・・・・と。学生なんて、甘いなぁ。新社会人の友人が周りに多いだけに、情けない。週末ミュンヘン行きも急に流れちゃって、長い長い週末（月曜が祝日なので）・・・どうしよう。一生懸命お稽古しろよっっ！という話ですが、なんだか最近倦怠期？素直に音楽と向き合えません。迷いはどこにあるのだろう。

  2006年04月28日

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• きんぴら

  朝からプール。さすが、重力がかからない状態で浮かんでると気分が良い。昼食を家で作って、いまからもりもりお稽古する予定。夜はバイト。で、昼ごはんに作ったのはトマトとモッツァレラのサラダパスタセロリとにんじんのきんぴらん～～。和洋折衷。っていうか、節操ない～～。でも、この「セロリとにんじんのきんぴら」が適当に作ったのにすっごく美味しくてびっくり！！セロリとにんじんを細長く切って、ひき肉少々と一緒にごま油とにんにくで炒めたあと、お酒とみりん、砂糖、だし醤油で味付け。ちょっと蒸し焼き風に。10分チョイで出来るのに、何、このうまさ！！！セロリって癖があるとかないとか言って好き嫌いがあるらしいけど、全然そんなことない気がする。それとも、ドイツのセロリは違うのかしら・・・日本でセロリを食べたことがないので分からん。彩りもキレイで、これはいける！！！こんなことで小躍りする午後。しばらくはまりそう。

  2006年04月25日

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• 新しい週！

  けっこう久しぶりに、新しい週を新しい気持ちでスタート！最近、週末のぼんやりとか下降気味な気持ちをひきずったまま、やさぐれたまま新しい週を向かえ、月曜日の朝っぱらから小田和正の悲しい歌とか聴いて余計自分を追い詰めてたので。天気が良い。夏かと思うほど暖かい。ドイツ人は相も変わらずちょっと暖かくなるとすぐ脱ぎたがって、ハダカみたいな格好で街を練り歩いておる。4月でビーチサンダルってどうなんですか。私はやっぱり「季節感」とかにこだわる日本人である。天気が良いので、痛かった腰の調子も良くなってきた。週末、きちんと怠惰に過ごしたのが良かったのか。多分そうだ。「きちんと怠惰」っておかしいけど、私はそれくらい考えないとだらだら出来ん・・・あと、気分がスッキリしている理由は、おそらく元彼のことを考えず、ほかの男友達と二人で公園でピクニックとかしたからだと思う。ふふふ。ちやほやされてナンボだからねぇ、女なんて。と、そういう時に限って！（彼のことがすっぽり頭から抜け落ちている時に限って）メールがきたりするんだよな！この絶妙としかいいようのないタイミング。もはやお見事だ。彼のことを考えてないほうが、絶対私らは上手くいく・・・普段放置プレイでやきもきさせるが、絶妙なタイミングでやさしさを見せる。（相手はそんなこと露ほどにも考えてはいないけど）まるで普段は取り立てで怖いのに、たまにホロリと優しい言葉をかけて小市民を手の内で転がすヤクザのようなので、私はこのタマ氏の行動を「やくざの常套手段」と呼んでいる。とにかく、今週は忙しいぞぉ。昼間は真剣にお稽古（新ネタ多すぎ！）、夜は毎日バイトかネタ合わせ。土曜日は、本番のお仕事で、日曜から多分一泊でミュンヘンへ！楽しみ～～～。明日は泳ぎに行ってみます。重力がかからない状態で、腰に負担がかからない程度にのんびり浮かんでくる予定。

  2006年04月24日

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• ハウルの動く城

  ずっと観たかった“ハウルの動く城”。ついにドイツでもDVDが発売されて、早速鑑賞！ミーハーながら一番気になってたキムタク氏の声。（実はファンだったのだ。小学校時代、SMAPは時の人・・・）ジブリ映画で、あんな声質のひとって今までで初めてじゃないか？男の人の声って、永遠の少年のような、透明感のあるような感じばっかりだったイメージがあるけど、声優として上手いかどうかはよく分からんからおいといて、艶のあるかんじ！！魔法使い（なんだよね、ハウル？）なんだけど人間くさいっちゅうか。あのトーンははまってたなぁ。“紅の豚”マルコと張るよ、あのムンっとした艶。荒地の魔女は、さすが三輪サマ。声とあのキャラがリンクしすぎ！三輪サマに見えてきたよ。あと、カルシファ？炎の悪魔の声。どこかで聞いたことある、でも思い出せない、なんだ？？と思ってたら今思い出した。ウッチャンナンチャンがやってた（今もやってるのか？）「笑う犬の冒険」の中のコントで、ナンチャンがやってた声だ！！「オモシローイオモシローイ」ってネプチューン名倉に横槍を入れるナンチャンの声だ。マイナーすぎるかな・・・・あれと、N○Kの夕方子供向け番組、にゃんちゅうの声を足して２で割ったら炎の悪魔！！これもまたマイナーかしら・・・とにかく。私はもんのすごい好きな感じのお話。ほぅっと心が温かくなる。愛って、もともとそこにあるもので、どんな人間にも生まれつきインプットされてるもので、ただそこにある愛というのはぼうっと暖かい。それに、日常のいろんな場面で時たまふっと触れることがあって、そういうときに「ああ幸せだなあ」という気分にさせられるものなのね。それにしても。最後、ソフィーの白髪？銀髪をみて、ハウルが「ああ、君の髪が星の色に染まっているね」だか何だか言うんだけど。もんのすごいそれにときめいた・・・・。DVD欲しい！

  2006年04月22日

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