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カテゴリ:読書
<今日の読書>
雑誌「プレジデント」(2005年4月18日号)の特集が面白かったです。 その名も「得する人脈、損する人脈」。サブタイトルには「無自覚な人づき合いが仕事の邪魔をする」とまで書かれていました(笑)。 面白そうなので、買ってみることに。 メインは、東大ものづくり経営研究センター安田雪さんの「人脈の法則」。安田雪さんは、著書「人脈づくりの科学」において、社会、コミュニティにおけるネットワークを科学的に分析しています。 面白かったのは、法則7「人気者はさらに求められ外れ者はジリ貧に」。空港にたとえると、前者は「羽田空港」、後者は「地方の小さな空港」。ネットワーク研究においても、こうした「ハブ」はさらに多くの人から求められることがわかっていて、「スケールフリーネットワーク」と呼ばれているそうです。 また、人間は誰しも放っておくと、同質的な集団に安住してしまいます。しかし、固定的な人間関係は、世界観も問題解決方法も固定的になり、特定の人への依存が強まり、人脈リスクを負うことになります。だから、意識的に少しだけ自分と違う世代・場所・世界に生きる人と関わるように努力することが大切だと主張しており、妙に納得してしまいました。 次に、ボストン・コンサルティング日本代表の御立尚資さんの「人間関係の棚卸し」に関する記事。人間関係ピラミッドには3段階4種類あるそうです。 1段階:個人として信頼できる相手(さらに「家族・親友」と「大事な人」に分類) 2段階:ビジネス上の信頼できる相手 3段階:ただの知り合い 人生を豊かにしてくれるのは「大事な人」をつくること、つまり、2段階・3段階にいる人と関係を深めて、1段階に入ってもらい、大事な人を増やすこと。 大事な人には「とにかく時間をつくって」「I care about you」という姿勢を示すに尽きるそうです。 その他にも ・一流ビジネスマン11名それぞれの人脈に対する考え方 →これもとても参考になりました。 ・「勉強会マニアが陥るムダ地獄」 →耳が痛い(笑)。。。 ・リクルート・マッキンゼーなど人材輩出企業のコネクション →リクルートはやはりすごい。竹原塾でお世話になっている東大副理事の竹原敬二さんも当然出ています。 ・「定年後も仲間が増えるオフ・ネットのつくり方」 →ここで登場する原田さんというおじさんの毎日の充実ぶりには目を見張るものがあります。 などなど興味を引く記事が目白押しでした。プレジデントって前からこんな雑誌だったかなー? この雑誌にかぎらず、「人脈」に関して間違いなく言えるのは、自分のメリットを得ることだけを考えての人脈は深くなりようがないし、長続きしないということです。 いつも自分が相手より多くGIVEする姿勢が問われているのではないでしょうか。 "大事な人をふやして、豊かな人生を過ごしたい♪"と思っていただける方はこちらをお願いします 楽天でブログランキング始まりました!今朝見たらなんと4位でした!さて今は??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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