|
カテゴリ:読書
■<今日の読書>
偶キャリ。 以前、著者の所由紀さんが講師の「偶然からキャリアをつくる」というセミナーを受講したことがあります。 大変面白い内容で、キャリア・プランニングの面で悩み多き今の僕にも大きく影響を与えたセミナーでした。 今日、ご紹介するこの本も自分のキャリアについて考える上でおおきなヒントを与えてくれる1冊であることは間違いありません。 10名のユニークなキャリアが紹介されています。 その10人とは、 榎本英剛さん(CTIジャパン創業者) 内海房子さん(NECソフト執行役員) 村上和雄さん(筑波大学名誉教授) 浅川正健さん(伊藤忠商事人事部キャリアカウンセリング室長) 西川久仁子さん(スーパーナース代表取締役社長) 松永真理さん(バンダイ社外取締役) 内木桂さん(白元プロダクトマーケティング部クリエイティブマネジャー) ダリオ・ポニッスィさん(オペラ演出家) 伊藤滋さん(コーチング・フォー・オール代表) 及川政治さん(ジョリーロジャース代表取締役編集者) それぞれ、決してキャリアをデザインやプランしたりせず、偶然に向き合い、味方につけ、主体的に働きかけることによって、絶対的キャリアが創れるということを実例をもって示しています。 印象に残った箇所としては、 「どんな仕事をするかということも重要だが、どんな仕事であれ、自分で道を切り開いていくことの方がもっと重要である。」 「頭で考えるのではなく、自分の心がどう感じているのか、つまり「心の針がどう振れているか」を知ることが重要である。」 「Planned Happenstance的なキャリアをおくる人は、オープンネスが高く、情報発信力が強い。(中略)真剣に語るということは、周囲にポジティブなエネルギーを与えることになる。その結果、それに何らかの"共鳴"が起こり、結果として本人にとってプラスとなる状況がつくられていくのである。」 「「いつも目的を持って、自分をimproveしようと思っている」という姿勢が 、いろいろな人との出会いを呼ぶ。これは「Planned Happenstance的なキャリアをおくる人の大きな特徴である。」 「自分にそれを受け入れる準備が整ったときにチャンスは訪れる。師は生徒にその準備が整ったときに現れる。」 「「Planned Happenstance的なキャリアをおくる人たちは、人生や職業生活に「正解はない」ことを知っている。そして、その人なりの納得感があれば、どんな回り道や失敗も許されるし、そうする権利があることも知っている。だから、自分の感性を信じて行動し、その行動が彼らのアンテナを広げ、感性や直感をさらに磨く。その感性を信じること、つまり自分の「心の声」に敏感であること、それが素敵な「偶然」を起こすのだ。」 まさに、心に響く言葉のオンパレードである。 「Planned Happenstance的なキャリアをおくる人たちの特徴は、 1.直感を重視する(心の針の触れを大事にする) 2.「他者実現」という価値観(自己実現ではなく) 3.他者に心を開く(ありのままの自分を出す) 4.毎日を楽しむ(面白さ、HAPPYさ重視) 5.とりあえず動く(即行動) ということだ。 人の人生を知るということはとても勉強になる。とくにこの10人の人生は読み物としても面白い。 それにしても人生にはいろんな偶然が起こるものだ。僕自身にもいろんな偶然がこれまであった。 これからどんな偶然が待ち受けているんだろうか? 楽しみだなぁ♪ ちなみに著者のブログnyantasistaの「偶キャリ。」日記~「偶然」や「たまたま」の出会いから「キャリア」を考える では、「偶キャリ。」クイズや著者自身の「偶キャリ。」が現在紹介されていて、結構面白いのでよろしければどうぞ。 ■7/17の凡事徹底 ○靴をそろえる ○いい笑顔を心掛ける ○朝晩1分間心を鎮める ○毎朝神棚の水をかえる、そして、神様に感謝の気持ちを伝える。 ○ブログを書く ×年間目標の確認 ×真向法 ○気持ちいい挨拶の励行 ○時間厳守の徹底 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|