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■<今日の読書>
地球のなおし方 限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵 タイトルに惹かれてざーっと読んでみた。 人間の活動を支えられなくなった地球をどうすれば救えるか。 食料、水、森林、生態系、化石燃料、再生不可能な物質、汚染物質、温暖化など、数多くの限界を同時に超えてしまっているという根本的な問題を、システム思考での解決を著者は提案している。 地球をシステムとしてとらえ、コンピュータモデルを作り、地球の未来をシミュレーションするというもの。 10通りのシナリオを想定し、2100年までの地球の状況、生活水準、豊かさがどうなっているかをグラフに表している。 現状維持のままだと、2020年には人口と工業生産は成長続けるが、資源の入手が困難になり、工業が衰退するという。 資源、汚染排出量などさまざまな限界がありすぎて、汚染除去技術や収穫率向上技術、土地保全技術、省資源技術は、こうした危機を乗り越えることは出来ない。 危機を乗り越えるためには、地球のシステム構造そのものを変えることが必要としている。成長を抑制することを選択するというのだ。 1.子供の数を2人までに制限 2.生活水準を「足るを知る」つまり十分だが過剰ではない生活にする。 3.汚染除去・収穫率技術などの導入 これによってようやく持続可能な社会になるらしい。 しかも、これらのことを20年前に実施しているともっとよい結果になる。つまり、タイミングを逃すと、選択肢を狭めることになる。 地球を救うには、対処療法ではとても無理で、その奥にある構造や前提を見て効果的な働きかけをすることが重要である。 この本でも面白い事例を紹介していた。 ボルネオ島でマラリアが大流行した。 ↓ WHOはDDTをまく ↓ 蚊は死ぬ・マラリア終焉 ↓ 民家の屋根のスズメバチ死ぬ ↓ イモムシ大繁殖して茅葺きの屋根を食べる ↓ 屋根が壊れてトタン板に交換 ↓ スコールの雨音で不眠症 また、DDTで虫死ぬ ↓ 虫を食べてヤモリ増殖するが、DDTの影響で死ぬ ↓ そのヤモリをネコが食べて、DDTの影響で死ぬ ↓ ネコが減ったので、ねずみが増え、別の伝染病 ここでとったWHOの対策とは、 14,000匹のネコをパラシュートで空からばらまいたそうです(笑)。 でも今の世の中って、コレに似たようなことって多くないでしょうか。 ■<今日の充実度> 80点/100点 ■8/22の凡事徹底 ○靴をそろえる ○いい笑顔を心掛ける ○朝晩1分間心を鎮める ○毎朝神棚の水をかえる、そして、神様に感謝の気持ちを伝える。 ×ブログを書く ×年間目標の確認 ×真向法 ○気持ちいい挨拶の励行 ○時間厳守の徹底 ×アイデア・マラソン一日1つ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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