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■<今日の読書>■
奇跡を起こした村のはなし 吉岡忍 新潟県山間部の豪雪地帯に位置する黒川村(現胎内市)。 冬場は一面に雪に埋もれ、出稼ぎに行かないと暮らしが立ちゆかなかった。 なんとか村を自立させたいと思った村長がリーダーシップを発揮し、奇跡を次々に起こしていくという実話である。 1955年 伊藤孝二郎31歳の若さで村長に選ばれる。 1959年 「青年の村」構想(次三男対策、実験モデル農業) 1961年 海外農業研修スタート 1965年 「村営胎内スキー場」オープン 1966年・67年 村が集中豪雨の水害で流される 政府に陳情し、100億円復旧予算確保。集落移転。 ニジマスを名産にする 1970年 天皇陛下出席の「全国植樹祭」誘致に成功、道路・橋が整備される 1972年 「国民保養センターたいない」オープン 1975年 胎内川ダム完成 1979年 畜産団地建設 1980年 「胎内パークホテル」完成 1981年 村営そば打ち処「みゆき」完成 1985年 「シンクルトン記念公園」完成 1987年 「ニュー胎内パークホテル」完成 1990年 「胎内フィッシングパーク」完成 1993年 ハム・ソーセージ製造 1994年 ヨーグルト製造 1999年 「胎内高原ビール園」完成 2001年 「ロイヤル胎内パークホテル」完成 2003年 体調不良の為村長を辞職。12期48年は自治体の首長では最長記録。 1ヵ月後死去。 これだけのことを民間企業ではなく、役所が、上手に補助金などを使って次々に作り出したところが素晴らしい。 職員もいろいろ苦労しながら、果敢に村長のチャレンジをサポートしている。 伊藤村長はディズニーランドが好きで、一人でよく訪れたそうである。ディズニーランドも、くるたびに進化しているように、黒川村も48年間常に変わり続けたのである。それは、伊藤村長のビジョンがハッキリしていたからに他ならない。 こういう奇跡を次々に起こしていく過程が面白い。 なんの魅力もない災害に弱い村を、農業と観光の一体化した村に変えるのは大変だったと思う。 読み物としても面白いので、お薦めしたい。 ■<今日の充実度>■ 75点/100点 ■10/10の凡事徹底■ ○靴をそろえる ○いい笑顔を心掛ける ○朝晩1分間心を鎮める ○毎朝神棚の水をかえる、そして、神様に感謝の気持ちを伝える。 ○ブログを書く ○年間目標の確認 ○真向法 ○気持ちいい挨拶の励行 ○時間厳守の徹底 ○アイデア・マラソン一日1つ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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