「悲しみを乗り越えろ!」
書くのはつらいことですが。(今回は、ちょっと内容がヘヴィーですが、お許しを)僕の妻が妊娠(10週目)していたのだが、胎児の大きさが大きくならず、心音が確認できず、「けいりゅう流産」ということで、明日手術することとなった。流産が決まったのは昨日だが、先週病院に行ったときの医師のコメントからある程度は覚悟はしていた。だから、その分、流産が確定しても、取り乱すことなく想像以上に夫婦ともども冷静にいることができた。僕にとって、こういうつらい状況って、正直なところ、34年の人生の中で生まれて初めてだ。僕も悲しいが、それ以上に悲しいのは妻だと思う。第2子誕生を心から楽しみにしていたのに・・・。それにしてもなぜこんな辛いこと、悲しいことが起こるのだろう。人生に起こるすべてのことは意味があると思っている。これも何か意味があるに違いない。僕も妻もこの子の死を無駄にはしたくない。あれこれと、これまでの自らを反省してみる。なにがまずかったのだろう???「もっと妻をサポートしてあげれば良かった」「長女をもっと大切にそだてなければ」「周りの人への感謝の気持ちが足りなかった」ただ、過ぎ去ったこと、起きてしまったことを悔やんでもしようがないと思う。つらいときこそ、気持ちの切り替えが大事である。今週ご紹介した講演会の大谷由里子さんも小笹芳央さんもおっしゃっていた。小笹さん「悲しいときは、悲しいことばかり考えるからますます悲しくなる。そういう変えられないことに目を向けるのではなく、変えられること、つまり、思考や行動にエネルギーを集中することが必要。」大谷さんハッピーの法則7「悲しいときは一晩思いっきり泣く。そうすれば、「何でないとったんやろ?」って思うぐらいすっきりする。」ハッピーの法則4・8「不幸は必ずやってくる。大事なのは、不幸がやってきたときに、気持ちを切替える方程式をもっておく。」こういうありがたいお言葉を今週教えていただいたのも、何か不思議な感じがする。僕は気持ちを切替えることを誓う。泣くのは今日まで。一度生命を授かった子と別れるのはさびしいけど。僕はこのことをいつまでも忘れない。心の奥底に大事にしまっておこう。いつか素敵な想い出にかわる日がくるに違いない。(最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。お会いしたときも気になさらず、普段どおり接してくださいね。同情されるのはちょっと・・・。)