当事者意識を高める工夫がモチベーションを上げる
<今日見たテレビ>今日は久しぶりにテレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ました。社員のモチベーションを引き上げるコツみたいなものをテーマとしてとりあげており、僕自身興味のある分野だったので、食い入るようにメモをとりながら見ちゃいました。今日とりあげられていたのは、リンクアンドモチベーションの小笹社長と日本電産の永守社長。小笹社長は、すでに講演を聴いたり、著書を読んだりしていたので、その魅力は十分知っていますけど、やはり魅力的ですね。若手社員のモチベーションを上手に引き出して困難な仕事にチャレンジし、社員もそれをやり遂げることで大きな自信と成長につながっている、そんな印象を受けました。なんといっても、20人採用するところに11,000人応募があるというから凄いです。もう一方の日本電産の永守社長。僕は以前から、株式投資の対象として魅力的な銘柄として注目はしていましたが、実際にテレビで見て、やはり「この経営者はすごい!」と思いました。同社の関連会社は110社ほどあるそうなのですが、うち23社はM&Aで買収したもの。23社すべて首を切ることなく再生し、黒字化したのです。具体的な事例としては「三協精機」。スピードスケートの清水選手も金メダルを98年にとったとき、この会社に所属していました。同社は、2000年以降、3年連続で赤字になり、ジリ貧に陥っていたのですが、日本電産の資本が入ることになりました。永守さんは、「1年間黙ってついてきてくれ。それでダメだったら唾を吐いて、蹴飛ばしてくれ。」と社員の前で訴えかけました。さっそくとりかかったのは、びっくりするようなことではなく極めて基本的なことでした。1.整理整頓、朝8時出社後の役員を含めた全員での清掃2.礼儀作法の徹底3.昼休みの消灯4.全伝票の永守社長自らのチェック5.現場巡回・コミュニケーション6.ポケットマネーでの社員との昼食会(買収された会社は全部やっている) →そこで出た意見はすぐ採用し、すぐ実行に移す→社員がもっと意見を言う→や る気が出る。7.稟議書の工夫(コスト面)社員と経営陣との断層をなくし、社員に当事者意識を植え付け、モチベーションを高めることでした。それにより、これまでの1.5倍にも2倍にも社員が働くようになるのです。今回、ボーナスが増えたことに女性社員がぽつり「会社辞めなくて良かった。。。」と。これからは社員を無理にコントロールしたり、動かそうとするのではなく、いかにモチベートするかということに重点を置いて仕事をしていかないといけない、そう感じました。"モチベーションを高めるためには当事者意識を植えつける工夫が必要♪"と思っていただける方はこちらをお願いします楽天でブログランキング始まりました!毎日めまぐるしく変わるランキング。さて今は???