ボックス相場での高レバレッジは危険?
先月、今月のようなボックス相場の時に信用取引(特に2階建て)を組むのは場合によっては危険ではないかと感じています。8902パシフィックマネジメントの3,4月の株価推移表です。参考までに追証リスク表を載せておきます。月単位で考えた場合、3月だと現物:信用比率を1:1.4以上にすると追証の可能性があり、4月の場合、26日時点で現物:信用比率1:1の場合でも追証発生の可能性があります。因みに3/1から4/26までの上昇率は約6.4%です。仮に1:1のレバレッジつけた場合、12.8%の上昇代(か、もしくはそれ以上)が期待できるのですが、同時に28%下落したら追証売り発生のリスクを負うことになるので、上昇と下降を繰り返す状況では信用取引のリスクが増えるという事は言えると思います。特に割安と言われているのになかなか上昇しない銘柄については信用買い残の多さゆえにかえって下落リスクが増大するという事が考えられるので余程余裕がない限り高レバレッジは危険度が高い手法だといえそうな気がしています。今日は株価が大幅アップしたのですが、私自身もなるだけ現金を確保する方法でリスク回避を行いたいと思っています。