信用回転の有無によるリスクとリターンの違い
昨日の日記の続きです。今回は、1.年10%株価上昇2.年20%株価上昇3.年30%株価上昇の3銘柄にて信用回転を行った場合と、行わなかった場合のリスクとリターンを表にしてみました。また、どの銘柄も、年初から年末にかけて1回最高値から-30%以上株価が下がってリバウンドするものとし、かつ信用回転をしていない場合は-30%の時点で1回信用買いし、そこから10%株価上昇時点で信用返済するものと仮定してみました。(いささか例が極端ですが…)信用買いのタイミングを株価-30%の時点で買い、10%買いあがった時点で売るというだけでも中長期では場合によっては信用回転の買い方とあまり変わらないパフォーマンスが出ることが言えそうだと思います。しかも、-30%の時点で信用買いをするため、その分追証マージンを確保できます。(しかし、肝心の銘柄が強烈な下方修正や不祥事を起こしたりしたらどうしようもないですが…。)結構深い押し目ではありますが、(-30%まで下がらないケースも有り得る為)信用押し目買いを要所要所で使うと信用買いの中でもどちらかというとローリスクハイリターンな取引が出来る可能性があるという事が言えそうだと思います。