米中貿易戦争よりも心配なこと(コラム)
前回の記事の続きです。個人的には、今回の米中貿易戦争と言うのは、どちらかが本気になると嫌な予感がしています。(現時点まだ本気ではないという理解です。)ここはマスコミが書かれているところと考え方はあまり変わりません。ただし、何をもって本気と言う所のポイントがちょっと違っております。個人的には、今の香港での騒ぎの延長で何か起こりはしないかなぁと言う気がしています。要は、アメリカがウィグルやチベットの人権侵害のことを本格的に咎め始めたらどうなるのかな?と言うところです。仮に中国軍が香港に介入するとそれがきっかけで米国も見逃さず咎めにかかると思います。これは選挙対策を兼ねるというのもありますが、、、。ここから先はちょっと想像がつきにくいのですが、そうなるとおそらくお互いに後に助けなくなるんじゃないのかなと言う気がします。逆に言うと、お互いそこまで踏み込んだ議論やツイートをしていないので現時点本気でやり会う気はないと言う事なんだと思います。そして、中国側からしてみると、そういうのがあるからこそ、香港に本格的に介入できないのだと考えます。昨日、香港で、逃亡犯条例を撤回するという報道がありましたが、ここから先、香港市民がどう動くかによってまた状況が変わってくるのではないかと思います。個人的には香港市民はもう少しイケイケドンドンで強気になるのではないかと思ったりしています。というのも、今勝ちを広げる絶好のチャンスでもあるからです。これが来年のアメリカ大統領選挙後になると、このチャンスが変わる可能性があるからです。(アメリカ側が見逃す可能性がある。)どちらにしても、手に汗握る展開が待っているのではないでしょうか。個人的には日中貿易戦争よりもこちらの方が大変気になっている状況です。余談ですが、、、、、仮にアメリカが中国のチベットやウイグルの弾圧をとがめ始めたら、白々しく日本の某新聞社たちが「今こそ問われる中国の人権意識!!」とかいう記事を載せるのではないかという予想をしています。(笑)こっちのほうは当たろうが外れようが何の影響もないと思いますけどね、、、。(笑)