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カテゴリ:坂上琴の周辺
深夜二時過ぎ、K談社の編集者から、「無事校了になりました」というショートメールが届いた。
この短編小説は、なんとか掲載されそうだ。 このところ、K談社のコミック編集者が何かとニュースになっているが、同じ会社でも、文芸の編集者は地味に深更、未明まで働いているんだなぁ、としばし感動。 昨年の10月に上京した際に、文芸誌の編集長から「来年2月号で新人特集をするので、50枚くらいの短編を書いてみませんか」というお話をいただいた。当方としては、否も応もない。すぐに「書きます」と返事をした。 福山に戻って、あらすじ、プロットを考えたが、今回は「アル中の話は厳禁。他のテーマで書いてください」と釘を刺されている。アル中だけでなく、ほかのテーマに芸域を広げてやろうという温かい気遣いだ。 11月はあっという間に過ぎて、12月上旬になって、ようやくプロットができた。 編集さんからOKが出て書き始めたのが12月中旬。50枚くらいなら三日で書けると思っていたが、一週間ほどかかってしまった。出来た原稿をメールで送り、原稿にダメだしされて、やり取りすること5回。何とか昨年28日の仕事納めまでに目鼻がついた。 お正月はイトーヨーカドーのフードコートで、サーティーワンのアイスを舐めながら仕上げをした。年始の休みのうちに最終稿を送って、完成した。 そうそう、短編のタイトルは、「将棋指しは最善を尽くさない」 このタイトルは、編集さんに一発で通りました。 小説現代2月号は、1月22日発売予定です。広島の書店には、23日(月)の週から並びます。花村萬月、増田俊也、今野敏ら、私の好きな連載が載っていて税込み1,000円。 お近くの図書館にも置いてあります。福山市中央図書館にも「小説現代」はありますよ。 よろしくお願いいたします。 読んだ感想は、shougen@kodansha.co.jp へお送りください。読者の皆さんの一言が、次の作品の糧となります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.13 14:19:56
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