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カテゴリ:備後・福山情報
福山市中心部のビルの一室で、奇数月の第2金曜日夕方に開かれているFMA(福山ミッドタウン・アソシエーツ)の集まりが、10年を超えた。
FMAは、地元ラジオ局でパーソナリティなどを務め、国際ビジネスコンサルタントとして活躍するOさんが、都会から福山に戻って来た人たちの居場所になるようにと始めた活動で、異業種交流、情報交換の場になっており、福山、備後の街づくりについても話し合う。 参加者は、東京、大阪から福山に帰ってきてボランティア活動をしている中高年や、地元の文化活動に取り組んでいる女性、福山や岡山で新規事業を拡大している若手経営者、国会議員秘書をしている若者、ブルガリアから来日した英語指導助手など多彩だ。 坂上琴は、新聞社の福山支局長をしていた9年前に会の活動を知り、3年前に福山に戻ってきてから再び加わった。 毎回、多彩なゲストスピーカーが、それぞれの得意な分野についてうんちくを傾け、出席者が自由に意見を述べる。13日夕方に開かれた会合では、昨年11月にリーデンローズでオペラ「愛の妙薬」を公演した際に、3年前からプロデューサーとして活動を引っ張ってきたOさんが、オペラについて語った。「愛の妙薬」の舞台の様子や、マリア・カラスのアリアなどの映像を見ながら、イタリア、フランス、イギリス、アメリカなど世界各国のオペラ事情について話した。参加者は、寿司をつまみ、一献傾けながら、耳も傾けた。 坂上琴もゲストスピーカーを頼まれて、国際化したSUMO事情や、文学賞新人賞の舞台裏などについて語ったこともある。肩の凝らない会なので、機会があれば、滅びゆくストリップ事情などについてお話しできればと思っている。こんな話は、他の会ではできないだろう。 愉快な仲間たちとの雑談から、福山の街づくりへの提言のようなものが生まれることもあるし、小説のネタを拾えることもある。日頃、図書館や書斎で座っていることが多い作家にとっては、さまざまな分野の人と触れ合える貴重な機会だ。 Oさんは17日で70歳になるらしい。FMAはせっかくだからあと30年、100歳までは続けてほしい。その後は、あ~くんが引き継いでくれるだろう。 FMAについて、もっと知りたい方は、コメントかメッセージをくださいませ。次回のご案内を差し上げます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.14 11:58:13
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