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小説家、坂上琴の徘徊迷走日記

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がちんこごっちゃん

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2017.01.24
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カテゴリ:SUMO
大関、稀勢の里の横綱昇進が、ヨコシマな横審で認められた。
 おじいちゃんが揃った横審という組織、正常に機能しているんでしょうかねぇ。大学教授やマスコミのトップを務めた年寄りの名誉職というか、そもそも人選が相撲協会に委ねられているんですから、御用機関ですなぁ。

 その横審で、稀勢の里の横綱昇進が認められたという。まぁ、御用機関ですから。
 私こと、学生相撲で、荒神橋の若島津の異名をとった坂上琴としては、ここはもう一場所、結果を見るという方針もあったと思います。
 横綱昇進には、二場所連続優勝か、もしくはそれに準ずる成績が必要です。稀勢の里は、1月場所は14勝1敗で優勝したものの、先場所、昨年11月場所は12勝3敗でした。優勝した鶴竜の次の成績ですが、勝ち星の差は二つもついています。

 直近の横綱昇進の事例を見ると、
 鶴竜 2014年1月 14-1(優勝決定戦の末、白鵬が優勝)
       3月 14-1 優勝

 日馬富士 2012年7月 白鵬を破り全勝優勝(15勝)
         9月 全勝優勝
  ところが横綱になった11月場所 9‐6

 日馬富士の二場所連続優勝は、文句なしに横綱昇進基準を満たしています。鶴竜も、決定戦敗退ー優勝と、「二場所連続優勝に準ずる成績」です。鶴竜の横綱昇進の際には、二場所連続優勝せずに横綱になるのは、大乃国以来だと問題視されたこともありました。

 この二人に比べると、稀勢の里の成績は明らかに見劣りします。今場所の優勝はともかく、先場所12勝が優勝に準じる成績と言えるのか。日馬富士、鶴竜のモンゴル人横綱に比べて、ハードルは低すぎないか。昨年は、豪栄道、琴奨菊も優勝したものの、その後の成績は続いていません。
 稀勢の里は年間最多勝を記録したとはいえ、そのくらいの成績は大関なら当たり前です。

 こういったことを冷静に指摘するのが、横審の務めでしょう。

 今回の横綱昇進には、日下開山の横綱には、純粋の日本人でなければならないという、偏狭なナショナリズムが見え隠れします。私に言わせれば、相撲はもはやSUMOであり、国技云々ではありません。あえて言うなら「地球技」でしょうか。世界のあらゆる国の人が、力比べをして真の実力者を決める、そういった国際化、地球技化の流れを見据えなければ、相撲の将来はありません。
 地球技だから、土俵際でくるくる回る相撲が増えて、スリリングな展開になっています。
 ゴジラが地球に現れた時に、先頭に立って活躍するのは、横綱・大関で組織された地球防衛軍です。

 閑話休題。
 稀勢の里は、来場所、大阪での春場所で真価を問われます。白鵬のほか、今場所休んだ日馬富士、鶴竜を破って連続優勝を遂げてこそ、愚論のような、横綱拙速論を捻り倒すことができます。稀勢の里の来場所、大いに注目です。





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Last updated  2017.01.24 14:07:22
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yamateyama@ ありがとうございます  佐々木様  読んでいただいて、ありがと…

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