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小説家、坂上琴の徘徊迷走日記

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がちんこごっちゃん

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2017.01.27
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カテゴリ:坂上琴の周辺
坂上琴の本業は作家なのですが、毎週木曜日には夕方17時10分ごろから15分間、地元のFMラジオ「レディオびんご」(77.7MHZ)のイブニングステーション、備後510というコーナーに出演しております。

 福山、備後地方のニュースをピックアップして、坂上琴が新聞記者としての経験を生かしながら、コメントするというコーナーです。毎週、好きな話題を見つけてきては、メーンパーソナリティの長竹千賀さんとフリートークを楽しんでいます。

 26日の放送では、ただいま販売中の小説現代2月号に掲載されています坂上琴の最新作「将棋指しは最善を尽くさない」を紹介というか、PRしてきました。
琴が、初めて福山を舞台に描いた小説です。備後とかかわりがあるといえなくもないということで、厚かましくも宣伝したわけです。


福山駅前の宮通り、小さなコーヒー屋が舞台です。福山在住のプロ棋士、和泉光司と、コーヒー屋の店主、美里の掛け合いで話は進みます。
和泉は将棋のクラスでいうとC級1組、五段。これから一流棋士になってタイトル戦に出られるかどうか、崖っぷちです。美里もそろそろ三十路の声を聞こうかという、コーヒー屋の雇われ店長。二人は互いを意識しながらも言い出せないまま、店長と常連客という関係が続いています。
和泉五段は、C級からB級に上がる対局を控えて、この一局にかけるために、どうやって備えようかと思い悩みます。そして、たどり着いた結論は・・・。

琴が、福山でお世話になった人たちやお店を、短編小説(原稿用紙70枚ほどです)に盛り込みました。
福山在住の和泉五段というのは、みなさんご存知の、あのプロ棋士を意識しています。モデルにはしていない、あの棋士が、こんなふうに活躍してくれたらいいなという願望を込めました。 将棋界では、スマホ不正疑惑に端を発した将棋連盟会長の辞任や、最年長棋士のひふみん(加藤一二三九段)の引退など、一般のニュースに取り上げられる話題に事欠きません。

 この作品を読んで、福山に興味を持ち、新幹線で途中下車してみようか、おでんと洋食の店に立ち寄ってみようかという方が増えたら望外の喜びです。将棋界は人間ドラマの宝庫ですので、これからも棋士の生態や、将棋の盤上に込められた人間ドラマを描いていきたいと思っています。





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Last updated  2017.01.27 13:41:18
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yamateyama@ ありがとうございます  佐々木様  読んでいただいて、ありがと…

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