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マ★みぃ&むぅ★メモ

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2006年10月15日
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テーマ:着物(543)
カテゴリ:着物・和裁
七五三

お宮参りの時の産着を、七五三用に直して着られる事が多いと思います。
先日、親戚から頼まれたので、出来上がりを撮らせてもらいました。

少々縫い方なども書いてみたいと思います。

産着の場合、大名袖といって袖口側が底まで広く開いているので、
普通の着物みたいにしないといけません。

袖付けの胴裏側、または振りを少しほどいて、袖底の縫い代を引っ張り出します。
袖丸(好みで1寸5分~3寸位)の印をひいて丸みをしぼります。
表に返し、山から袖口4寸(15.2cm)を計り、
その部分から下、袖丸までの間をくけて綴じてしまいます。
最後に、ほどいた所をくけてふさぎます。

長襦袢も同じように丸みを作りますが、袖口は開けておいていいと思います。
重ねの袖が付いている場合は、外します。

衿には太めの長い紐が付いていますが、
着た時に見えてしまうので、これも外します。


身丈と裄は、着てみて長い分を縫い上げします。


上前のおくみ部分 上前のおくみ出来上がり 


腰揚げの上前部分は、画像のように2つ位タックをよせて
衿が一直線になるようにします。
下前は平たく縫い上げして、段になったままで大丈夫です。


肩の揚げは、肩幅の中心あたり(紋が折れる場合はずらす)をつまみます。

肩揚げ・後側

後側は、袖付け位置くらいまで、縫い止まりはカーブをつけます。
(見えにくいのでオレンジ色で書いています。)
かがんだ時など布が引っ張られて裂けるのを避ける為です。

肩揚げ・前側

前側は、袖付け位置でつまむ分量を肩より半分に、斜めに縫います。

長襦袢も同様です。
あと、掛け衿をかけますが、小さいのでいつも胴裏の残りなどを利用して付けています。


以上参考になれば、と思いますが
他のやり方や、もしも間違っている所があればお教え下さい。





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最終更新日  2006年10月15日 17時24分57秒
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