カテゴリ:山とスキー
大雪山系のトムラウシで大量の遭難者が出た。
亡くなられた方には、山を愛する同好の士として、 心より哀悼の意を表したい。 中高年の登山ブームだそうで、旅行会社が競って ツアー客を募っている、遠方から駆け足の欲張り日程で 参加者を集めているようだ、このコースは健脚向きで 途中で下山するコースもなく、夏山といえども しっかりした装備と地元に精通しているガイドは 必須条件の山だと思っている。 そもそもこのようなツアーは日程に制限され余裕が ないため天候にも配慮せず強行することが多いと聞く、 余裕ある日程と地元に精通しているガイドが、 前夜宿泊の避難小屋で天候の情報、引率しているパーティの 足前みや体力、などの条件を充分に分析検討していたら 翌日の行動予定が変わっていたのではなかろうか? 亡くなられた方に鞭打つような表現で申し訳ないが 参加者の軽装備は勿論、ガイドも遭難するという事態は この山の気候に無知か軽視していた結果ではないかと推測する。 この事件をブームに浮かれた山行への警鐘と捉え、 これからは大自然の中で人間は比力な事を良く認識して 充分な心構えと準備、装備で山行を楽しみ、二度と悲しむ人を 出さないようにしたいものだ。 勿論、ベテランの登山愛好者も初心に帰って心を引き締めたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月18日 15時51分59秒
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