My ハウスワイン
私は30年来ワイン党だ、当時は割高で贅沢な酒だったしワインなぞ注文すると気取った奴と白い目で見られたものだ、尊敬していた大先輩に酒は健康にもよいワインを飲めと奨められたのがきっかけだった。ワインはブランドや価格に味が比例するものではないと思う毎日の晩酌は自分の嗜好にあったものを見つけることだ、当初はいかに安く飲むか知恵を絞った結果が一升瓶詰めだったしかし、選択肢が限られ味はいまいちだったし、私の晩酌の量はグラス2杯で保存性にも難点があった。ここ数年は宇宙技術の波及効果の恩恵にあずかっている。数社からカリフォルニアワインのパック詰めが発売されているこれだと外気に触れさせず酸化させないように上手に飲んでゆくと味を劣化させずに最後まで開封時の味で飲みきれる自分の好みに合った味のものをハウスワインにすると経済的にワインを楽しめる、良い時代になったものだ