愛着のわく物が欲しい
欅平を散策した時の写真ができあがった。まあまあの出来映えである。思っていたよりも画像が明るいのはラボ機担当者の好みだろうか?紅葉と後立の新雪をからめた写真だが、雪が空と共に白く飛んでしまっている。それでは何を撮ったのか分からない。こういうのは、リバーサルでないと自分の思っていた画像にはならないということなのか。レンズとフィルムで決まる写真だが、より良いカメラを求めてしまう。床屋のマスターは、ゴルフの景品でもらったカメラを十数年使い続けているのだそうだ。長年使えるのがうらやましい。やまやろうの一眼レフはCanonのkiss5。プラスティック外装でいかにもチープ。先代のkissIIIは裏蓋の爪が割れて締まらなくなった。そういうことが今後も起きるかもしれない。やまやろうは、ひとつの物を大事に使い続けることを望む。腕時計しかり。それには、その物が丈夫でなければならない。昔のカメラって金属製だから頑丈だ。父からもらったキャノネットは、露出計が使えない以外は正常作動する。モールド交換したから、露出計さえあれば今でも使用可能なのだ。今のカメラは電化製品だから、まず電池がないとだめだ。それに耐久性に疑問符。製品サイクルも激しいので、ついつい新しい物が欲しくなる(ように市場が仕組まれている)。やまやろうもそのサイクルに飲まれそう。kissデジXか次は!?今時フィルムなんて使っているのはダサイ(古)。ただデジカメは厳冬期の使用ができるのか気になる?バッテリーがいくつ必要なのだ。総重量と信頼性を考えたら、まだまだフィルムに分があると思う(間違っているかもしれないが)。所有欲を満たしてくれるのは高級コンパクトカメラ。今から正月山行に持っていくカメラを検討しているのだが、一眼レフよりコンパクトが魅力的。920さんからいただいたクラッセがあるが、露出補正のボタンが小さく操作が面倒。新しいクラッセではそこが改良されている(旧の絞りダイヤルが露出ダイヤルに変わっている)。ただし高い。素早く撮れて操作が簡単、バリエーションが豊かなのは一眼レフである。が、軽量かつコンパクトというのは、装備を切りつめる山行では非常に有効なのだ。一眼レフ本体に加え、バッグやその他備品で軽く1キロは超えてしまうから。生産終了してしまったシルヴィF2.8なんて、自分撮りできるから三脚も要らない。買える物で選ぶならナチュラ クラシカだろうか。安いし。うーん、ウェブを見ていると、欲しくなってくるぞ。